チーフスQBマホームズ、49ersのWRサミュエルがシーズン第10週の最優秀選手賞を獲得
2021年11月18日(木) 12:05サンフランシスコ・49ersのワイドレシーバー(WR)ディーボ・サミュエルはベイエリア以外でも喝采を浴び始めており、カンザスシティ・チーフスのクオーターバック(QB)パトリック・マホームズは前シーズンまで常に得られていた称賛と評価をようやく今年も受けられるようになった。
マホームズとサミュエルを筆頭に、シーズン第10週のNFL週間最優秀選手賞(POTW)を受賞した選手たちが現地17日(水)に発表された。
マホームズは日曜日の夜にチーフスが41対14でラスベガス・レイダースを圧倒した試合で大活躍し、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)週間最優秀攻撃選手賞を受賞した。マホームズはシーズンハイとなる406ヤードとタッチダウン5回をマーク。パス成功率は70%、パサーレーティングは127.6だったのに対してインターセプトはゼロを記録している。
31対10でロサンゼルス・ラムズに逆転勝利を収めた49ersのマンデーナイトの試合でサミュエルが起爆剤となり、3週間ぶり2度目のNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)週間最優秀攻撃選手賞に輝いた。バックフィールド、ライン際、スロットの中とフィールド中を縦横無尽に駆け回ったサミュエルは、ランでもキャッチでもタッチダウンを決めている。2つのタッチダウンに加え、サミュエルはキャッチ5回で97ヤード、キャリー5回で36ヤードを積み上げている。
AFC週間最優秀守備選手賞を勝ち取ったのはマイアミ・ドルフィンズのコーナーバック(CB)ザビエン・ハワードだ。ドルフィンズが22対10でボルティモア・レイブンズに逆転勝ちしたサーズデイナイトの試合で、ハワードはファンブルリカバリーから49ヤードを走ってタッチダウンを決めた。さらに、フォースドファンブル1回とタックル5回も記録している。
インディアナポリス・コルツがジャクソンビル・ジャガーズ相手に23対17の接戦を制した試合では、ラインバッカー(LB)E.J.スピードがブロックされたパントを拾って12ヤードのリターンタッチダウンを決め、試合に大きく貢献した。スピードはスペシャルチームとして出場した際にもタックルを決めてAFCのスペシャルチーム部門最優秀選手賞を受賞している。
NFC週間最優秀守備選手賞はフィラデルフィア・イーグルスのCBダリウス・スレイに贈られた。イーグルスが30対13でデンバー・ブロンコスに勝利した試合で、スレイはファンブルリカバリーから83ヤードのタッチダウンを決めて試合の流れを大きく変えている。スレイはタックル5回とタックルフォーロス1回もマークした。
カロライナ・パンサーズのキッカー(K)ゼイン・ゴンザレスはホームでの完ぺきなサンデーゲームに貢献し、NFCのスペシャルチーム部門最優秀選手賞を獲得。パンサーズが34対10でアリゾナ・カーディナルスを下したこの試合で、ゴンザレスは44ヤード、48ヤード、49ヤード、27ヤードから蹴った4回のフィールドゴールアテンプトのすべてを成功させた上、エキストラポイントも2回決めている。
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