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シーホークス戦での復帰まで「かなり近いところにいる」とカーディナルスQBマレー

2021年11月18日(木) 13:31


アリゾナ・カーディナルスのカイラー・マレー【AP Photo/Darryl Webb】

過去2試合を足首の負傷によって欠場したアリゾナ・カーディナルスのクオーターバック(QB)カイラー・マレーが現地17日(水)の練習に参加した。

マレーは報道陣に対し、日曜日にシアトル・シーホークスと対戦する試合でプレーする望みを持っていると話している。

チームの公式サイトでダレン・アーバンが伝えたところによれば、マレーは「かなり近いところにいる。自分が思っていたよりもずっと進んでいる」とコメントしたという。

ヘッドコーチ(HC)クリフ・キングスベリーは制限付きで金曜日の練習に参加した際よりもマレーは良い動きをしているものの、今週の出場を宣言するまでには至っていないと述べた。

シーズン第8週に足首を負傷したマレーはNFLキャリアで初めての欠場を2試合にわたって経験している。コルト・マッコイがこの2試合で先発し、カーディナルスはMVP級のナンバー1QBなしで1勝1敗を記録した。シーズン第10週にカロライナ・パンサーズに敗れた試合で胸筋を負傷したマッコイも水曜日の練習に参加している。

負傷するまで、マレーは高い火力を誇っていた。マレーはパス成功率(72.7%)とアテンプト平均ヤード(8.9ヤード)でNFLをリードし、パサーレーティングでは2位につけている。

先週に敗北したことによってカーディナルスはNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)の首位から陥落しており、マレーはQBラッセル・ウィルソン率いるシアトル・シーホークスとのディビジョン対決で戦いの場に戻ることを望んでいる。仮にプレーできる状態だとして、マレーがキャリア通算1万パスヤード越えを達成した4番目に若い選手となるには、シーズン第11週に31パスヤードを記録する必要がある。日曜日の時点でマレーは24歳106日になり、これより年少の時点で前述の記録を達成したのはドリュー・ブレッドソー、ジェイミス・ウィンストン、ダン・マリーノのみとなっている。

一方、マレーと同様に過去2試合を欠場しているスターレシーバーのディアンドレ・ホプキンスは再び練習を欠席していた。

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