テキサンズQBジェフ・ドリスケルがTEにポジション変更
2021年11月19日(金) 09:53まれなポジション変更がヒューストンで行われようとしている。
ヒューストン・テキサンズのタイトエンド(TE)コーチであるアンディ・ビショフによれば、ジェフ・ドリスケルがクオーターバック(QB)からタイトエンドにスイッチするという。
28歳のドリスケルを“稀有なアスリート”と表現するビショフは、今後ドリスケルがTEルームにフルタイムで参加し、スペシャルチームに貢献する可能性もあると明かしている。ドリスケルがTEとしてパスをキャッチしたり、ブロックしたりする姿や、スペシャルチーマーとしてフィールドを駆ける姿がいつ頃から見られるかは分かっていない。
『The Athletic(ジ・アスレチック)』のアーロン・レイスは、ビショフが「われわれはこれをどちらかと言えば発展的なプロセスとして見ている」と語ったと伝えた。
テキサンズのQBルームにはタイロッド・テイラー、デイビス・ミルズ、デショーン・ワトソンがおり、ドリスケルは今季にまだフィールドに現れていなかった。ポジション変更がその状況を変えるかもしれない。
ドリスケルはこれまでにシンシナティ・ベンガルズ、デトロイト・ライオンズ、デンバー・ブロンコスで先発QBとして9試合に出場(1勝8敗)し、2,120ヤード、タッチダウン13回、インターセプト8回を記録した。ランでその高い身体能力を発揮しており、QBとしてのキャリアを通じてラン53回で309ヤード(アテンプト平均5.8ヤード)、ラッシングタッチダウン3回をマークしている。
ドリスケルは去るオフシーズンにフリーエージェントとしてテキサンズと契約し、最近の新たな契約によって練習生からアクティブロースターに昇格している。
【A】