ジェッツQBウィルソンがテキサンズ戦先発、QBフラッコとホワイトはCOVID-19リストに
2021年11月24日(水) 08:32ニューヨーク・ジェッツがクオーターバック(QB)ザック・ウィルソンのケガからの復帰を待つ時間は終わった。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが情報を知る人物の話を元に報じたところによれば、新人QBであるウィルソンが現地28日(日)に実施されるヒューストン・テキサンズ戦に先発する予定だという。
テキサンズ戦でジョンソンの後ろに控える選手としては人手不足になっているジェッツ。23日(火)にはQBマイク・ホワイトとジョー・フラッコの両名がリザーブ/COVID-19(新型コロナウイルス感染症)リストに置かれている。ウィルソンが不在の間に登場していた控えQBのジョシュ・ジョンソンが、テキサンズ戦でウィルソンのバックアップQBを務める見込みだ。
ウィルソンはシーズン第7週にニューイングランド・ペイトリオッツと戦った試合で厄介なヒットを受けて膝のPCL(後十字靭帯/こうじゅうじじんたい)の捻挫を起こして以来、先発していない。周囲の力が限られる中でウィルソンは苦戦し、パス181回中104回成功、1,168ヤード、タッチダウン4回、インターセプト9回という数字にとどまった。しかしながら、ウィルソンは2021年ドラフト全体2位指名選手として再建中のチームの攻撃陣を任されている。これまでに卓越した機動性を見せ、ダウンフィールドへのいくつかのビッグスローでプレーを伸ばしてきた一方、ターンオーバーや不安定さがウィルソンのプロ初シーズンを苦しめてきた。ジェッツはシーズン序盤にウィルソンのプロテクトに苦戦し、先発した最初の3戦でウィルソンに対するサックを15回許したものの、ウィルソンがケガをした時点でその部分では改善を見せていた。
ウィルソンの負傷を受けてジェッツはベテランのフラッコをトレードで獲得。ホワイトが3試合に先発した後で先週はフラッコがスターターを務め、マイアミ・ドルフィンズを相手に敗北を喫している。
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