フィラデルフィア・イーグルスのクオーターバック（QB）ジェイレン・ハーツは足首のケガを抱えながらも現地5日（日）に控えるニューヨーク・ジェッツ戦でプレーできると楽観的に考えているが、チームはより慎重な対応を取っている。

イーグルスのヘッドコーチ（HC）ニック・シリアニは、日曜日の試合に向けてハーツのステータスはクエッショナブルとなっていると明かした。

「決断を下すまでにまだ時間がある。ジェイレンはクエッショナブルだ。だが、48時間弱、少しでも体を回復させて状況を確認する時間がある。だから、現時点では未知数だ」とシリアニHCは述べている。

ハーツはニューヨーク・ジャイアンツに敗れたシーズン第12週に足首を負傷した。

今週、ハーツは次戦でプレーするつもりだと明言。しかし、イーグルスは従来、より慎重に対応する。今週の練習でハーツは制限付き参加となっていた。

シリアニHCは「準備ができていない選手を出場させるつもりはない」と付け加えている。

5勝7敗のイーグルスにとって大きな問題は、もしハーツが出場できたとしても、このケガが走力の妨げにならないかということだ。今季、ハーツはキャリー数（122回）、ラッシュヤード（695）、キャリー1回あたりの平均ヤード（5.7）、タッチダウンラン数（8回）でイーグルスをリードしてきた。

ハーツが出場できない場合、バックアップQBガードナー・ミンシューが2021年シーズンで初めて先発を務めることになる。

【RA】