オレゴン大学のDEケイボン・ティボドーが2022年ドラフトへの参加意思を表明
2021年12月07日(火) 16:32フットボール界は過去5年間、この瞬間を待ちわびていた。
オレゴン大学のディフェンシブエンド(DE)ケイボン・ティボドーがNFLに向かっている。ティボドーは大学4年目のシーズンを見送って2022年ドラフトに参加すると、自身のソーシャルメディアを通じて明かした。
「まだ実感が湧かない・・・みんなのことを愛している」
ティボドーはロサンゼルスにあるドーシー高校でスター選手として活躍した後、オークス・クリスチャン高校に転校して環境を整え、高校時代の最後の2年余りで同学年の選手の中で最も有望な選手であるとして主要チームからこぞって追いかけられていた。そのリクルート活動のときからティボドーがNFLに加わる道筋はあったと言えよう。ロサンゼルス出身のティボドーは地元へ戻らずにヘッドコーチ(HC)マリオ・クリストバル率いるオレゴン・ダックスでプレーすることを選び、ティボドーが出場する試合はすべてテレビで放映されるようになった。
ティボドーは2019年にPac-12(パシフィック12カンファレンス)の最優秀新人賞を獲得し、2020年にはオールPac-12のファーストチームに選ばれている。足首の負傷により、カレッジで過ごした最後のシーズンでは目立った成績を残していないが、健康な状態であればテレビから目を離せなくなるほどのエッジラッシャーであることをすでに証明済みであり、NFLスカウトの目には明らかに一流選手として映っている。
すでにNFLのエッジラッシャーと同様の体型をしており、4月に行われるドラフトでは5位以内に選ばれるはずだ。クリストバルHCがマイアミ大学に移ったことでより簡単に決断を下したと思われるが、これは驚くべき宣言だった。
【RA】