セインツ、RBカマーラが練習復帰もRBイングラムがリザーブ/COVID-19リスト入り
2021年12月09日(木) 07:52ニューオーリンズ・セインツのランニングバック(RB)アルビン・カマーラが復帰に向けて一歩前進した。
カマーラが現地8日(水)、練習に参加したのだ。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、後退がない限り、日曜日に控えるニューヨーク・ジェッツ戦に出場する可能性が非常に高いという。
同日、RBマーク・イングラムがリザーブ/COVID-19リストに登録されたため、カマーラの復帰はセインツにとって大きな意味を持つ。
カマーラはシーズン第9週に膝を痛めて以降、欠場が続いている。
セインツオフェンスはカマーラというダイナミックなプレーメーカーを欠いたこの4週間で一気に調子を崩した。セインツにとってはクオーターバック以外の選手で、カマーラほど重要な役割を果たすプレーヤーはいないと言っても過言ではない。
カマーラは4試合を欠場したにもかかわらず、840スクリメージヤード、タッチダウン7回を記録してセインツではトップに立っている。今季、セインツで600ヤード以上のスクリメージヤードを獲得している選手は他にいない。また、カマーラの1試合あたりのスクリメージヤードは105.0となっており、NFL全体のランニングバックの中で6位につけている。
クオーターバックではテイサム・ヒルが2度目の先発出場を予定しており、カマーラが復帰すればジェッツ戦では地上と空中の両方の攻撃でプレーメーカーとして活躍できるだろう。
イングラムは10月29日にヒューストン・テキサンズとのトレードでセインツが獲得したことで、もといたチームに復帰を果たした。これまでの5試合で233ヤードを記録しており、日曜日の試合に出場するには土曜日16時(アメリカ東部時間)までにリザーブ/COVID-19リストを抜けなければならない。
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