デイモン・アーネットのNFLキャリアがマイアミでよみがえるかもしれない。

マイアミ・ドルフィンズが現地15日（水）に元ラスベガス・レイダースのコーナーバック（CB）であるアーネットと練習生としての契約を結んだと『NFL Network（NFLネットワーク）』のキャメロン・ウォルフが伝えている。

最初にこのニュースを報じたのは『Sun Sentinel（サン・センティネル）』のデビッド・フロネスだった。

レイダースはフィールド外で一連の問題を起こしたアーネットを11月にリリースしていた。それらの問題の中には、アーネットが誰かに銃を振りかざし、殺すと脅している映像がインターネットで広まった件がある。また、アーネットは2020年にあて逃げを起こして女性を傷つけた疑いや、ラスべガスのアリア・ホテル＆カジノの従業員と口論になり、アーネットがその従業員につばを吐きかけて胸を突き飛ばした疑いなどにより、複数の訴訟の対象となっていると伝えられている。

ウォルフによれば、アーネットはドルフィンズの水曜日の練習にいたとのことだ。

2020年ドラフトの全体19位で指名されたアーネットだが、シーズン第4週に鼠径（そけい）部の負傷によって故障者リザーブ（IR）となる以前から目立った活躍はなかった。レイダースで過ごした過去2年では13試合にしか登場しておらず、先発は7試合のみ。レイダースとは4年1,340万ドル（約15億3,000万円）、サインボーナス730万ドル（約8億3,000万円）の契約を結んでいた。

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