ブリッジウォーターが脳しんとうプロトコル中のブロンコス、レイダース戦はQBロックが先発へ
2021年12月23日(木) 08:22現地26日(日)、デンバー・ブロンコスのプレーオフ進出の望みはドリュー・ロックに託される。
ヘッドコーチ(HC)を務めるビック・ファンジオは22日、『9News』にラスベガス・レイダースと対戦する重要な一戦で、脳しんとうを発症したクオーターバック(QB)テディ・ブリッジウォーターがプレーすることはできないと明かした。
ブリッジウォーターは日曜日に15対10で敗れたシンシナティ・ベンガルズ戦の第3クオーターでスクランブルした後、体勢を崩して肩とフェイスマスクからターフに倒れこんだ。一晩の入院を経て月曜日に退院し、脳しんとうプロトコルに入っている。ブリッジウォーターが脳しんとうを起こしたのは今季2回目だ。
ベテランQBのブリッジウォーターは今シーズンに14試合に先発、426回中285回のパスを通し、3,052ヤード、18回のタッチダウンと7回のインターセプトを記録している。プレシーズンにはNFLの中でも競争の激しかった先発争いでロックに打ち勝ち、不在時にはロックが代打を務めてきたが、ブリッジウォーターがチームのベストオプションであることは疑いようがない。
今季7勝7敗のブロンコスはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区でラスベガス・レイダースと同じ戦績ながら最下位のポジションだ。そのため、日曜日の試合は両陣営のプレーオフ進出に非常に重要な一戦となる。10月に実現した今季の初顔合わせではレイダースが34対24でブロンコスを下している。
カンファレンス別のプレーオフ進出枠は7つしかなく、現在、ブロンコスはレイダース以外に、マイアミ・ドルフィンズとクリーブランド・ブラウンズと同率でAFCの10位に位置している。
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