タンパベイ・バッカニアーズのランニングバック（RB）レナード・フォーネットは正式にシーズン終了となった。

バッカニアーズが現地23日（木）に先発RBフォーネットとラインバッカー（LB）ラボンテ・デービッドを故障者リザーブ（IR）に登録。これにより、2人は少なくとも3試合の欠場を余儀なくされるが、プレーオフ開幕時には復帰することができる。

ニューオーリンズ・セインツに敗れたシーズン第15週に、フォーネットとデービッドは共にダウンした。ハムストリングを痛めたフォーネットは試合終わりに松葉杖をつく姿が目撃されている。

バッカニアーズRB陣にはロナルド・ジョーンズ二世という保険的な存在がいるとはいえ、ジョーンズ二世の役割は1年を通して限られてきた。2021年シーズンにジョーンズ二世より171回も多くタッチを記録してきたフォーネットは、タッチダウン10回を決めるなど、最も生産性の高いシーズンを送っていたところだった。ジョーンズ二世がキャリー71回をマークしてから、他のバッカニアーズRBでキャリー11回以上を記録した者はいない。

完封負けを喫したセインツ戦で足を捻挫したデービッドは、9季連続でタックル100回を達成するまであと3回のところで戦線離脱することになった。また、ACL（前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）を断裂しているワイドレシーバー（WR）クリス・ゴッドウィンや、ハムストリングを痛めているWRマイク・エバンスも今週の練習を欠席している。

NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）南地区で3ゲームをリードしているバッカニアーズは、カロライナ・パンサーズとニューヨーク・ジェッツとのロードゲームの後、最後に本拠地開催のパンサーズ戦に挑んでレギュラーシーズンを締めくくる予定だ。

【RA】