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HC候補として6人のコーディネーターに面談を申し込んだジャガーズ

2021年12月29日(水) 10:25

ジャクソンビル・ジャガーズ【NFL】

ジャクソンビル・ジャガーズはヘッドコーチ(HC)を探しているチームに提供される早期面談のスケジュールを利用することが明らかとなった最初のチームとなり、多方面に動き出している。

先日アーバン・マイヤーHCを解雇したばかりのジャガーズはNFLのコーディネーター6人に面談を申し込んでいる。タンパベイ・バッカニアーズの攻撃コーディネーター(OC)バイロン・レフトウィッチと守備コーディネーター(DC)のトッド・ボウルズ、ダラス・カウボーイズのケレン・ムーアOCとダン・クインDC、インディアナポリス・コルツのマット・エバーフラスDC、そしてグリーンベイ・パッカーズのナサニエル・ハケットOCだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロがレフトウィッチ、クイン、エバーフラスとハケットの情報を、NFLネットワークのイアン・ラポポートがムーアの情報を、NFLネットワークのマイク・ガラフォロがボウルズの情報をそれぞれ報じている。

ジャガーズはフィラデルフィア・イーグルスの元HCであるダグ・ペダーソンとデトロイト・ライオンズの元HCジム・コールドウェルにも興味を示しており、ペリセロによれば、ペダーソンとの面談は今週中に予定されているとのことだ。

NFLのオーナーたちは今月15日にHC職の面談をレギュラーシーズン終了の2週間前から始めることを決議しており、現地28日(火)がその開始日に当たる。この決議の翌日にジャガーズは敗戦と恥の連続に終止符を打つためにマイヤーHCと決別し、OCのダレル・ベベルを暫定HCに任命した。

レフトウィッチはバッカニアーズの強力なオフェンスを率いて3年目のシーズンを終えようとしており、過去2シーズンは将来の殿堂入りが確実なトム・ブレイディをクオーターバック(QB)に迎えている。レフトウィッチはジャガーズの元1巡目指名選手としてすでにジャクソンビルには馴染みがある。2003年のNFLドラフトで全体7位に指名されているレフトウィッチはジャガーズで4シーズンを過ごし、その後はアトランタ・ファルコンズ、ピッツバーグ・スティーラーズ、バッカニーズで短期間プレーしている。

候補に挙がっている8人のうち、レフトウィッチとハケットの二人だけが過去にジャガーズと雇用関係にあった。ハケットは2015年から2016年にかけてガス・ブラッドリー元HCの下でジャガーズのクオーターバックコーチを務めた後、2018年までダグ・マローン元HCの下で同チームのOCを受け持つ。その後ジャガーズを離れてからはパッカーズのOCを務めている。

ボウルズは2015年から2018年までニューヨーク・ジェッツのヘッドコーチを務めて24勝40敗の成績を残した。ムーアは2019年からカウボーイズのOC職に就いており、クインは昨年にアトランタ・ファルコンズでの初のヘッドコーチ職を失った後、カウボーイズのDCとして1年目を迎えている。エバーフラスはカウボーイズのラインバッカーコーチを6年間務めた後、コルツのDCをこれまでに4年間担っている。

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