49ersのQBガロポロは手術の必要なし、テキサンズ戦先発の可能性も
2021年12月30日(木) 09:56サンフランシスコ・49ersのヘッドコーチ(HC)を務めるカイル・シャナハンが『NBC Sports(NBCスポーツ)』に対し、クオーターバック(QB)ジミー・ガロポロが負ったグレード3の親指UCL(尺側側副靱帯)損傷は手術を必要としないだろうと明かした。
シャナハンHCはガロポロが現地1月2日(日)に控えるヒューストン・テキサンズ戦に先発する可能性もあると指摘している。
ガロポロはテネシー・タイタンズと対決して敗れた前戦で骨の小片に裂傷を抱えたが、スローイングの妨げとなったのは捻挫の方だとシャナハンHCは言う。
ガロポロは今週の練習に参加していなかったものの、水曜日の再評価を受けて制限付きながら練習を開始できる可能性があり、シャナハンHCによれば水曜日にはかなり良くなっていたようだ。
シャナハンHCは『San Jose Mercury News(サンノゼ・マーキュリー・ニュース)』に「今すぐに手術が必要なわけではない。それをはっきりとさせるために、私に言わせれば、グレード3の捻挫だ。彼らが私に対して一度も骨折と言及しなかったのは、捻挫とあまり関係がなく、骨の小片を剥ぎ取ったからだ」と述べている。
ガロポロが水曜日の練習に参加できずとも、シャナハンHCは木曜日に参加できることを願っているとも話した。
また、ガロポロが試合に出場できない場合、49ersはルーキーでバックアップを務めるトレイ・ランスを起用することになるだろう。ランスはアリゾナ・カーディナルスに17対10で敗れたシーズン第5週以来、試合でパスを投じていない。当時、ガロポロがふくらはぎを痛めて試合に出られず、代わりにランスが出場した。
【C】