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ブラウンズQBメイフィールドがシーズン終了、速やかに左肩の手術へ

2022年01月05日(水) 07:43


クリーブランド・ブラウンズのベイカー・メイフィールド【AP Photo/Ron Schwane】

ベイカー・メイフィールドのシーズンが終わった。

クリーブランド・ブラウンズのヘッドコーチ(HC)を務めるケビン・ステファンスキーは現地4日(火)、メイフィールドがシーズン第18週のシンシナティ・ベンガルズ戦に出場しないと報道陣に明かした。

メイフィールドはできるだけ早く負傷した左肩の手術を受けることになる。ステファンスキーHCはメイフィールドの回復に関するタイムテーブルを持ち合わせていないとも付け加えている。

ピッツバーグ・スティーラーズと対戦したシーズン第17週のマンデーナイトフットボールで敗れた後、メイフィールドは今季の大半で悩まされてきた左関節唇の断裂に関する手術を受ける予定があることを認めていた。メイフィールドはシーズン第2週に左肩を負傷し、シーズン第6週にも再度痛めている。

スティーラーズ戦後に「肩を治すことになっている。来年は100%の状態で戻ってこられるようにしたい」と話していたメイフィールド。

その時はシーズン第18週にプレーするかどうかはっきりしていなかったが、今はケイス・キーナムがベンガルズ戦の司令塔を務めることが判明している。

ステファンスキーHCはメイフィールドのシーズンを1週間早くに終える決断は「両サイドが大きく関わっている」とも話した。

手術を控えている中で、かつてドラフト全体1位でブラウンズ入りしたメイフィールドの今後に疑問が及ぶのは必然だろう。メイフィールドは2022年に5年目オプションとして1,885万8,000ドル(約21億8,200万円)が完全保証されており、大型の契約延長の可能性がある。そのため、ブラウンズはメイフィールドの今季の苦戦が度重なるケガの影響によるものだと信じ、巨額を投資する意志があるかどうかを判断しなければならない。あるいは、ワシントン・フットボール・チームがかつてカーク・カズンズとそうしたように、2023年はフランチャイズタグを利用して年ごとに進んでいくことも可能だ。

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