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コルツは2021年の「傷跡」から学ぶとライクHC、「われわれは学び、改善する」

2022年01月12日(水) 17:31

フランク・ライク【NFL】

2021年のポストシーズンに進む絶好の機会を台無しにしてしまったインディアナポリス・コルツは、オフシーズンの間中、軽蔑され、非難され、笑われ続けることになるだろう。NFLワースト記録を持つジャクソンビル・ジャガーズへの大差での敗北は、決まり悪さの上にチェリーをトッピングした。

敗北から1日がたち、責任者であるコルツのヘッドコーチ(HC)フランク・ライクは、これから自分たちにできる唯一のことは、学び、成長し、二度と同じ惨事を起こさないことだと述べた。

「シーズンの結末を考え始めた時には、私自身を含めてこの2週間のような結末になると考えていた者は1人もいなかったはずだ」とライクは現地10日(月)にチームの公式サイトで述べた。「元に戻すことはできない。それはわれわれの記録の一部だ。私の記録の一部だ。輝かしい瞬間ではないが、今朝私の頭に浮かんだ例えと考えは、これが傷跡になるということだった」

「人がケガをした時、その者は人生で予測していなかった経験をすることになる。痛みを感じる。その経験によって傷跡が残ることになる。今年の、特に過去2週間の出来事について、私は基本的にそのように考えている。元に戻す方法はない。ならば、われわれはどうする? どう対応する? 私はどう対応する? われわれはそこから学び、改善するしかない」

風当たりの強さは日曜日の屈辱的な大敗のせいだけではない。コルツは2戦連続で勝つだけでいいという有利な状況で失敗している。

この崩壊によって、彼らには過酷なオフシーズンが決定づけられた。

最も気になるのは、クオーターバック(QB)をどうするのかという問題だ。カーソン・ウェンツは特に終盤、大いに苦しんだ。185ヤードにタッチダウン1回、インターセプト1回という日曜日の記録は、ディフェンスの優位性を一度も生かせなかったQBのシーズンを強調している。先発17回でウェンツは300ヤード越えを記録したのが2回(いずれも黒星)で、200ヤードを下回ったことが8回ある。

普段なら彼に味方するライクだが、彼は2022年の先発がウェンツだと明言しなかった。

「1つずつピースをつなぎ合わせていく」と彼は述べた。「(ウェンツの)プレーを鑑定する。パスゲームの各ポジションについて、彼に対するわれわれのコーチング、私のコーチングを鑑定する。ピースを一つ一つ分解し、それを再び組み直すのだ」

大事な終盤の苦戦について全てを鑑定しなければならないとライクは述べ、QBだけが焦点ではないと主張した。

「今年のチームはとても素晴らしかったし、今年加わった皆を理解し、勝てるフットボールができると考えていた」とウェンツが今後の先発になるのかと直接的に質問されたライクは述べた。「来年のロースターは来年のロースターだ。ここで1人の選手について明かし、全員について話し始めるつもりはない」

ライクとしては、QBに関する質問をでき得る限り長く避け続けたいところだろう。だが、2021年の苦戦を受けて、これから8カ月はそれがインディのホットトピックとなる。

【M】