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ラムズが引退していた元オールプロのSエリック・ウェドルと契約へ
2022年01月13日(木) 10:31ロサンゼルス・ラムズがポストシーズンの戦いに向けてベテランのセーフティ(S)エリック・ウェドルと契約する。ウェドルの代理人であるデビッド・キャンターが現地12日(水)に明かした。
ウェドルは2019年シーズンにラムズで1年を過ごした後に引退していた。2シーズンにわたってプレーしていないウェドルが今の段階で復帰するのは驚きの動きだ。第4シードのラムズは月曜日に行われるワイルドカードゲームでアリゾナ・カーディナルスを迎え撃つ。
シーズン第18週にSジョーダン・フラーを今季絶望の足首の負傷で失い、テイラー・ラップが脳震とうプロトコルに入っているラムズは、セーフティが手薄になっていた。これらの状況がウェドルとの契約につながったようだ。
オールプロに2度、プロボウルに6度選出されたウェドルは、NFLで過ごした13シーズンをロサンゼルス・チャージャーズ、ボルティモア・レイブンズ、ラムズで過ごしてきた。2020年に引退するまでに、インターセプト29回、ディフェンシブタッチダウン5回、フォースドファンブル8回、タックル1,179回をマークしている。
ラムズで過ごした最終シーズンには16試合すべてに先発した。
37歳のウェドルがどれほどの力を残しているかは分からない。しかし、今回の動きによってウェドルはこれまでのキャリアで逃してきたスーパーボウルリングを再び追うチャンスを手にしており、ラムズは負傷者が多いセーフティ陣に馴染みある助っ人を迎えることが可能になった。
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