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シーズン第18週の最優秀選手はカウボーイズQBプレスコット、タイタンズQBタネヒルら

2022年01月13日(木) 12:53


ダラス・カウボーイズのダック・プレスコット【AP Photo/Julio Cortez】

シーズン第18週にはダラス・カウボーイズのクオーターバック(QB)ダック・プレスコットとテネシー・タイタンズのQBライアン・タネヒルがセンセーショナルな形で2021年レギュラーシーズンを締めくくった。

その働きによって2人が今季最後の週間最優秀選手賞を受けたことが現地12日(水)に発表されている。

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手賞に選ばれたプレスコットは、カウボーイズが51対26でフィラデルフィア・イーグルスを破った試合で、パス27回中21回成功、295ヤード、インターセプト0回、QBレーティング151.8をマークした。

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)で同じ賞を受けたタネヒルは、タイタンズが28対25でヒューストン・テキサンズを退け、AFC第1シードを獲得する原動力となっている。タネヒルはタッチダウンパス4回、インターセプト0回、287ヤード、QBレーティング138.9を記録し、32回投じたパスの中で23回を成功させた。

ラスベガス・レイダースがサンデーナイトにロサンゼルス・チャージャーズを35対32で抑えた試合で脅威となったのは、ディフェンシブエンド(DE)マックス・クロスビーだ。AFCディフェンス部門週間最優秀選手賞に輝いたクロスビーはタックル6回、タックルフォーロス3回、パスディフェンス3回、サック2回、QBヒット4回、QBプレッシャー11回という成績で相手攻撃陣を苦しめている。

レイダースの勝利は多くの見事なパフォーマンスが呼び込んだものだ。レイダースから週間最優秀選手賞に選ばれたプレーヤーはもう一人いる。オーバータイムに47ヤードのフィールドゴールで勝利を呼び込んだのはキッカー(K)ダニエル・カールソンだった。AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手に指名されたカールソンは、5回のフィールドゴールをすべて決め、2回のエクストラポイントにも成功した。

NFCディフェンス部門週間最優秀選手賞はデトロイト・ライオンズのセーフティ(S)トレーシー・ウォーカーに贈られた。ライオンズが37対30でグリーンベイ・パッカーズを倒した試合に、ウォーカーはタックル13回、インターセプト1回という記録で貢献している。

日曜日、サンフランシスコ・49ersのロビー・ゴールドはパーフェクトなキッカーであり、パンターとしても優秀だった。二足の草鞋を履いたゴールドは49ersがロサンゼルス・ラムズに競り勝つ上で重要な役割を果たし、チームはオーバータイムに決めた勝利でプレーオフ進出を確定させている。NFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手に選ばれたゴールドは3回のエクストラポイントをすべて決め、フィールドゴールも2回の両方に成功。その一つが、49ersの勝利を決定づけた24ヤードのフィールドゴールだった。また、パントでも出番があり、2回で平均45ヤードをマークしている。

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