ワイルドカードラウンドでそれぞれの対戦相手を倒したカンザスシティ・チーフスとバッファロー・ビルズが、ディビジョナルラウンドで相まみえる。

この試合は昨シーズンのAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）チャンピオンシップゲームのリマッチであり、当時はチーフスが38対24で勝利を収めた。クオーターバック（QB）パトリック・マホームズは両者の間にバトルを予測している。

チームによれば、マホームズは「すごくハードにプレーする、本当にいいフットボールチームだと予測しているよ。俺たちはファイトを、バトルを見越している」と語ったという。

「彼らには素晴らしいオフェンスに素晴らしいディフェンス、素晴らしいスペシャルチームがあって、去年はAFCチャンピオンシップで彼らとプレーしたから、今年のAFCチャンピオンシップゲームに進みたければ、俺たちは今回も奮闘することになるって分かっている」

チーフスは現地16日（日）にピッツバーグ・スティーラーズを42対21で退けた。ビルズもその前日に47対17という大差でニューイングランド・ペイトリオッツに勝利している。

ジョシュ・アレンとマホームズは2021年のワイルドカードゲームでそれぞれ5回のタッチダウンパスを投じた。アレンは308パスヤード、タッチダウンパス5回、インターセプト0回、66ラッシュヤードを記録し、マホームズは404パスヤード、タッチダウンパス5回、インターセプト1回、29ラッシュヤードをマークしている。次のディビジョナルラウンドのマッチアップは、NFL史上初めて、一つ前のプレーオフゲームでタッチダウンパス5回を投げたQB同士の対決となる。

『ESPN』によれば、チーフスのディフェンシブエンド（DE）フランク・クラークは「ジョシュ・アレンがいて、俺たちの方にはパットがいる」と話したという。

「このリーグでも最高の部類に入る2人さ。今のリーグで最高の若手2人と言えば、世界の99％の人がパット・マホームズとジョシュ・アレンって言うんじゃないか」

チーフスは昨シーズンに、2度ビルズに勝っている。そのうちの1度はプレーオフで、ビルズをおさえたチーフスはスーパーボウル進出を果たした。今年は第5週にアローヘッド・スタジアムでビルズがチーフスを下している。38対20だったこの試合では、アレンが315パスヤード、タッチダウンパス3回を記録し、マホームズは272パスヤード、タッチダウン2回、インターセプト2回だった。

両者の対決は東部時間23日（日）18時30分【日本時間24日（月）8時30分】にキックオフの予定だ。

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