シーホークスがクリント・ハートを次期DCに昇格させる見込み
2022年02月05日(土) 10:43シアトル・シーホークスのヘッドコーチ(HC)ピート・キャロルはチーム内部の人材を守備コーディネーター(DC)に昇格させる。
シーホークスはクリント・ハートを次期守備コーディネーターに指名する見込みだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地4日(金)に伝えた。この動きについての第一報を伝えたのは『Seattle Times(シアトル・タイムズ)』だ。
ハートはこれまで5シーズンにわたってシーホークスのディフェンシブラインコーチを務めており、過去4年間はアシスタントヘッドコーチの肩書きも持っている。
2021年シーズンが終了した後、シーホークスは守備コーディネーターを4年間務めていたケン・ノートンを解雇した。
ハートはシーホークスに加わる前にシカゴ・ベアーズで3シーズン働いており、最後の2シーズンは当時、コーディネーターだったビック・ファンジオの下でアウトサイドラインバッカーコーチを務めていた。キャロルHCがこのオフシーズンにファンジオのスキームを守備陣に取り入れようとしているのは明らかだ。ファンジオのシステムはロサンゼルス・チャージャーズのブランドン・ステイリーHCを含め、リーグ全体に浸透している。
ファンジオの系譜にこだわるシーホークスは、エド・ドナテルもディフェンシブアシスタントとしてチームに加える見込みだ。ドナテルは過去11シーズンの間、ファンジオを追ってNFLを渡り歩き、最近はデンバー・ブロンコスで守備コーディネーター(DC)を務めていた。また、ドナテルは1983年にパシフィック大学で、1990年から1994年まではニューヨーク・ジェッツでキャロルと共に仕事をしたこともある。
【RA】