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攻撃部門の年間最優秀選手に選ばれたのはラムズWRカップ
2022年02月11日(金) 15:16まだワイドレシーバーでNFLのMVPを受賞した選手はいないが、クーパー・カップはそのポジションにおいてこれ以上ないほど価値のあるシーズンを送った。
その証拠に、彼自身も、そして所属チームであるロサンゼルス・ラムズも、生産性が上がっている。
カップはレシーブ数、レシーブヤード数、タッチダウンレシーブ数の3つのカテゴリーでトップに立った。2005年以降に3冠を達成したのはカップが初めてだ。この成績をもってして、カップが満を持してAP通信オフェンス部門年間最優秀選手賞の栄誉に預かった。
カップは全50票の投票数のうち35票を獲得し、インディアナポリス・コルツのランニングバック(RB)ジョナサン・テイラーに10票が入っている。他にはタンパベイ・バッカニアーズのクオーターバック(QB)トム・ブレイディ(3票)とグリーンベイ・パッカーズのQBアーロン・ロジャース(2票)だ。
当然ながら、カップの今季はまだ終わっていない。第56回スーパーボウルで対決するシンシナティ・ベンガルズとの一戦で、さらに活躍する機会を得る。
カップはキャッチ145回で1,947ヤード、タッチダウンキャッチ16回を記録しており、キャッチ数とヤード数はそれぞれNFL史上2番目に多い数字だ。同じシーズンでこの2つの記録に迫った選手はおらず、まして16回のタッチダウンをマークした選手はいない。プレーオフを含む20試合では170回のキャッチ、2,333レシーブヤードの前人未到の記録を樹立した。20回のタッチダウン数は歴代4位タイに入る。
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