ベンガルズHCテイラー、スーパーボウル後に高額の契約延長に合意か
2022年02月14日(月) 08:54シンシナティ・ベンガルズのオーナーであるマイク・ブラウンがヘッドコーチ(HC)ザック・テイラーの残留を正式に発表する声明を出したのは、わずか13カ月前のことだった。そのブラウンは、テイラーHCが今後何年間もベンガルズのコーチであり続けることを保証する別の声明をすぐにでも出すかもしれない。
3年目のテイラーHCはベンガルズを第56回スーパーボウルへと導き、大きな報酬を得られる立場を確立した。現地13日(日)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはテイラーHCの代理人がロサンゼルス・ラムズ戦の後にクラブと話し合い、有利な契約延長を成立させるつもりだと伝えている。
テイラーHCがリーグ史上最も劇的な立て直しに成功したことを考えれば、当然の展開だと言えよう。テイラーHCが在任してから初めの2シーズンで、ベンガルズはわずか6勝しか挙げておらず、2020年は4勝だった。『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、ベンガルズは5年連続で負け越しのシーズンを送っていたところからスーパーボウルに到達したリーグ史上2番目のチーム(1999年にラムズが達成)だという。また、ベンガルズは1990年以降、プレーオフで一度も勝利したことがなかった。
テイラーHCの補佐官となる2名は2022年シーズンに向けてすでにチームに在籍している。ラポポートによると、攻撃コーディネーター(OC)ブライアン・キャラハンと守備コーディネーター(DC)ルー・アナルモは、両者とも他チームでヘッドコーチになることを目指して面接を受けていたが、最終的にベンガルズとの新契約に合意したという。
次は2021年AP通信年間最優秀コーチの最終候補だった38歳のテイラーHCが契約を結ぶ番だ。
【RA】