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QBブレイディの帰還がバッカニアーズの「すべてを変えた」とWRゴッドウィン

2022年03月22日(火) 10:50


タンパベイ・バッカニアーズのクリス・ゴッドウィン【AP Photo/Mark LoMoglio】

クオーターバック(QB)トム・ブレイディがNFLに戻ってきたことで、タンパベイ・バッカニアーズの展望はリロードモードで再建を決断したチームから、もう一度スーパーボウルを目指すチームのそれへと変化した。

ブレイディ帰還の前、ワイドレシーバー(WR)クリス・ゴッドウィンの状況も行き詰っていた。しかし、新たな3年契約にサインしたスターレシーバーは、G.O.A.T.が戻ってきてからチームのアプローチは変わったと話している。

ゴッドウィンは月曜日、『NFL Network(NFLネットワーク)』のサラ・ウォルシュに「それがすべてを変えている」と話し、次のように続けた。

「トムがどういう選手かは誰もが知っている。ブレイディ効果って感じさ。彼とプレーするためにここに来たがるやつがいる。彼らはここに来て、チャンピオンシップで勝つチャンスを手にしたいんだ。率直に言って、俺たちのところにはもう最高の選手たちがいる。ここにはもう、攻撃でも守備でも最高のやつらがいて、最高のリーダーたちもいる。新しいピースをごちゃ混ぜのところに戻して、さあ他に加わりたいやつは誰だ? って感じさ。がぜんやる気になった。最高の気分だ。今もワクワクしている。俺たちはこれを2年やってきた。ここから続けていくだけさ」

ブレイディがチームに戻ってから、バッカニアーズはセンター(C)ライアン・ジェンソン、コーナーバック(CB)カールトン・デイビス、ガード(G)アーロン・スティニー、ワイドレシーバー(WR)ブレシャド・ペリマンと再契約した。また、ニューイングランド・ペイトリオッツとのトレードでGシャック・メイソンが加入している。

まだ穴はあるものの、TB12の帰還はロースター上の最大の疑問に答えをもたらした。今のバッカニアーズは再びスーパーボウルモードに入っている。

12月中旬にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂したゴッドウィンにとっての大きな疑問は、シーズン開幕までに完全回復しているかどうかだ。26歳のゴッドウィンは、現段階でリハビリは順調だと明かした。

「本当に、ものすごくいい感じだ。今は本当にいい位置にいると思う。ありがたいことに、リハビリは最高の調子で進んでいる。でも、俺は1日ずつ進めているんだ。かなり長いプロセスで、あんまり遠くのことを予想し始めると、いろいろなことを考えすぎちまう。俺にできるのは、今この瞬間に集中することだけ。そうやってここまでやってきた。そうやってNFLにやってきたし、そういうふうに2回目の契約を結ぶところまできたんだ」とゴッドウィンは話している。

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