NFLで8季プレーしたジャガーズCリンダーが引退へ
2022年03月29日(火) 09:31長年ジャクソンビル・ジャガーズのセンター(C)を務めてきたブランドン・リンダーが8シーズンでNFLから引退することになった。
リンダーは28日(月)にこの決断を『Instagram(インスタグラム)』の投稿を通じて発表し、ジャクソンビルの街やチームメイト、コーチ、家族、友人に感謝の意を表した。
「いろいろ考えた結果、今の俺が目指している人物像と、このゲームをプレーするためになるべき人物像が一致しなくなったことに気づいた」とリンダーはつづっている。
リンダーはNFLで88試合に出場しているが、そのすべてがジャガーズでの先発出場となる。マイアミ大学の出身のリンダーはケガに見舞われることも多く、1シーズンに少なくとも7試合を欠場したことが4回あり、フルシーズンの出場を果たせたのは1回だけだった。
ジャガーズは2014年のNFLドラフトでリンダーを3巡目で指名している。
「ジャクソンビルの皆さんへ
8年前、皆さんは俺を家族のように迎え入れ、無条件に応援し続けてくれた。家族とともに根を下ろし、生涯の友を作り、アウトドアへの情熱を育んできたこの街を俺は愛してやまない。いろいろ考えた結果、今の俺が目指している人物像と、このゲームをプレーするためになるべき人物像が一致しなくなったことに気づいた。このたび、俺の人生におけるこの章の幕を閉じ、NFLから引退することを決意した。
俺は7歳でフットボールを始めてから常に勝つために心をこめてプレーしてきた。俺は自分の夢を実現するために、身体と心と時間を犠牲にして人生の大半を過ごしてきた。俺に与えられたチャンスと、フットボールのおかげで開かれたすべての可能性に感謝の気持ちでいっぱいだ。俺は人生の貴重な教訓を学び、一生の宝物となるような忘れられない経験をたくさんすることができた。このスポーツで成長し、自分の技を極めていくことを応援してくれたチームメイト、コーチ、家族、友人に感謝している。
チームメイトには、このスポーツのために自分のすべてを犠牲にしてくれたことに感謝している。一緒に乗り越えてきた経験があるからこそ、俺たちが築き上げた兄弟愛が特別なものになる。それから離れることが一番寂しい。
生涯ジャガーズの選手として引退するという目標を達成できたことを幸せに思っている。ジャクソンビルはこれからも俺にとってホームだ。新しい夢を追いかけることが待ち遠しく、これからやってくる素晴らしいことを楽しみにしている」
【R】