WRディッグスとビルズが4年119億円の契約延長に合意
2022年04月06日(水) 23:45また1人、ワイドレシーバー(WR)が大型契約を得た。
バッファロー・ビルズがワイドアウトのステフォン・ディッグスと4年9,600万ドル(約118億9,133万円)の契約延長に同意しており、インセンティブを含めると金額はさらに上がると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地6日(水)の朝、伝えた。
これにより、28歳のディッグスは次の6シーズンにわたってバッファローの契約下に入ることになる。
NFLのトップレシーバーの1人であり、クオーターバック(QB)ジョシュ・アレンの主要ターゲットであるディッグスにふさわしい契約と言える。
過去4シーズンで彼は毎年1,000ヤード以上を達成している。2年前にビルズに加わったディッグスは、2020年に127回のレシーブで1,535ヤードを獲得してNFL首位に立ち、初のオールプロでファーストチーム入りを果たしてプロボウルにも選ばれている。2021年には103回のレシーブで1,225ヤードを獲得した。
彼は3レベルの全てで打ち勝つことができ、ゾーンでもマンでもコーナーを苦しめられるレシーバーのテクニシャンだ。ビルズのパスオフェンスで、彼は厳しいカバレッジを引きつけることによってガブリエル・デービスのような若手に輝く機会を与え、全てを機能させることを可能にする。
この契約は、過去2シーズンで惜敗を喫したバッファローがAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)制覇に向けて繰り出した最新のビッグマネーを使ったプレーだ。このオフシーズンにビルズはラインバッカー(LB)ボン・ミラーと1億2,000万ドル(約148億6,146万円)の契約を結び、センター(C)ミッチ・モースとは再契約、ディフェンシブタックル(DT)のダクアン・ジョーンズを加えて、制限付きフリーエージェントのガード(G)ライアン・ベイツのオファーを受け入れ、タイトエンド(TE)O.J.ハワード、レシーバーのジェイミソン・クラウダー、ランニングバック(RB)デューク・ジョンソンを加えるなどの動きを見せている。
ビルズのジェネラルマネジャー(GM)ブランドン・ビーンは明らかにスーパーボウルを視野に入れており、アレンと残りのキー選手たちが全盛期のうちに、そのための財政的プレーを実行しつつある。
ディッグスの契約の直前にはデイバント・アダムスとタイリーク・ヒルがそれぞれラスベガス・レイダース、マイアミ・ドルフィンズとの大型契約にサインしている。ディッグスもこの契約によって、高額報酬を稼ぐWRの1人となる――このオフシーズンに大金を動かしているポジションだ。
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