ラッセル・ウィルソンとボビー・ワグナーの穴は「勝利の文化」が補うと信じるシーホークスDLアル・ウッズ
2022年04月16日(土) 10:08ラッセル・ウィルソンとボビー・ワグナーの退団により、シアトル・シーホークスは攻守のリーダーを失った。チームの外にいる多くの人は、その損失はシーホークスが再構築の途中であることを示していると信じている。
しかし、ヘッドコーチ(HC)のピート・キャロル以下はチームが再構築の途中にあるという考えを排除している。むしろ、この変化は再起のためのものだと考えている。
ベテランのディフェンシブラインマン(DL)、アル・ウッズはウィルソンとワグナーを失ってもチームが勝ち続けることができると確信している理由として、チームの文化を挙げている。
ウッズは現地14日(木)に「俺たちが持っているのは文化だけだ。俺たちが持っている文化は、勝利の文化だ。俺たちは練習のときから競争的だよ。でも、いつも同じメンバーが先発というわけではないから、誰もが先発になるために競争する必要がある。ベストの選手がプレーすることになる。練習に参加し、仲間意識と一体感を持ち、お互いに協力し合えばきっとうまくいくと思う。鉄は鉄によって研がれる。だから大丈夫だ」と『Pro Football Talk(プロ・フットボール・トーク)』に対して話している。
ウィルソンを失ったことは攻撃陣にとって大きな痛手だ。また、ワグナーの10年にわたるディフェンスでの存在感は安定したものであり、後を継ぐのは難しいだろう。
ウッズはワグナーについて「彼はとんでもないコミュニケーション能力の持ち主なんだ。コミュニケーション能力が高く、リーダー的な存在さ。彼には他の人に見えないものが見えていたんだ。いつも俺に、『おい、このプレーはこっちに行くかもしれないぞ、こっちを見ようぜ』と教えてくれた。そして、多くの場合それがうまくいったんだ。ただ彼と一緒に座って話をするために、練習に早めに行ったこともあったよ」と話している。
ワグナーとウィルソンの残した大きな穴を埋めるのはウッズたちである。
【AK】