元RBマーショーン・リンチがNHLシアトル・クラーケンの少数株主に
2022年04月19日(火) 13:48ナショナル・ホッケー・リーグ(NHL)の新チームであるシアトル・クラーケンが、オーナーシップグループにスターを迎えている。
クラーケンはグラミー賞受賞者であるラッパーのマックルモアと元NFLのランニングバック(RB)マーショーン・リンチが少数株主として加わったことを現地18日(月)に明かしている。
2人はチームの少数株を取得し、財政的なコミットメントにしたがったコミュニティーとのかかわりや奉仕活動について、大きなアイデアをもたらしていく。クラーケンのオーナーシップグループのオリジナルメンバーの一人が、ハリウッドの映画製作者であるジェリー・ブラッカイマーだ。
クラーケンのCEOであるトッド・レイウェケは『Associated Press(AP通信)』に「私はあと2人の投資者はおそらく必要ないと思った。しかし、これらの投資者たちは他にはないことに、コミュニティーの中でわれわれを助けることを望み、われわれがやっていることにエキサイトしている」と語っている。
NHLに加わるための6億5,000万ドル(約831億2,915万円)の拡張費を支払ったクラーケンは、初シーズンの最終週を迎えている。
I’ve been a part of a lot of things, but this is something I never would have imagined- As a young hyena I always dreamed of playing on a professional team but owning one is something special.
Thank you @SeattleKraken, shout out to @macklemore. Seattle, I’m here. Stand Up!!! pic.twitter.com/K35DNZrVPX— Shawn Lynch (@MoneyLynch) April 18, 2022
「いろいろなことに参加してきたけれど、今回のことは想像もしてこなかった。若いハイエナとして、俺はいつでもプロフェッショナルチームでプレーすることを夢見ていたけれど、所有することになるなんて特別だ。ありがとう@SeattleKraken。@macklemoreにシャウトアウト。シアトル、俺はここにいるぜ。立ち上がれ!!!」
マックルモアことベン・ハガティは、自分が担当する業務の一つとして音楽業界での取り組みや、試合日のクライメット・プレッジ・アリーナでのパフォーマンスにおいてチームと若手ミュージシャンたちとの関係をつなげることを挙げている。
また、マックルモアは自身のゴルフブランドである“Bogey Boys(ボギー・ボーイズ)”と共に、チャリティゴルフトーナメントにおいてチームと提携する意向だ。
リンチは2010年から2015年と2019年にシアトル・シーホークスに所属し、フランチャイズ史上初めてスーパーボウル優勝を遂げたチームのメンバーでもあった。地元スポーツファンの間で親しまれているリンチは、昨年にアメリカの2部リーグであるUSLチャンピオンシップに所属するオークランド・ルーツSCに投資している。
「いろいろなことに参加してきたけれど、今回のことは想像もしてこなかった。若いハイエナとして、俺はいつでもプロフェッショナルチームでプレーすることを夢見ていたけれど、所有することになるなんて特別だ」と声明を通じて述べたリンチは次のように続けた。
「俺がこれまで達成してきたいくつかのことを振り返り――俺は30歳になる前に引退して、35歳でプロフェッショナルクラブのオーナーになった――、自分がいかに恵まれているかをこれからも忘れないつもりだ。シアトル・クラーケンに参加できることは俺にとって大きなことで、この街に最初のリングを届けた後、もう一つのリングを届けるチャンスになる」
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
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