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上位指名権のためのトレードが適切だったと「世界に」示したいジェイムソン・ウィリアムズ

2022年05月07日(土) 11:06


デトロイト・ライオンズからドラフト指名を受けたアラバマ大学のジェイムソン・ウィリアムズ【AP Photo/Steve Luciano】

ジェイムソン・ウィリアムズはすでに自分自身に賭け、それが報われるのを見てきた。NFLに到達した今、彼は掛け金をさらに倍増する準備ができている。

デトロイト・ライオンズは2022年NFLドラフト全体12位でウィリアムズを指名するためにトレードで上位の指名権を獲得。ウィリアムズについてジェネラルマネジャー(GM)ブラッド・ホームズは「ただ魅了されていた」とのちに語っている。ホームズは才能あるワイドレシーバー(WR)を必要としてドラフトに参加したライオンズにとって、ウィリアムズが「ゲームチェンジャーになれる」という信念のもとに動いた。

ウィリアムズは自分自身でも同じように明るい未来を見ている。

ウィリアムズは現地5日(木)、『The Athletic(ジ・アスレチック)』のクリス・バークを介して、「俺はNFLでの活躍を楽しみにしている、本当だ。フットボールは俺がすべきこと。チームは理由があって指名権のトレードをして、俺と俺のプレーメイキング能力を信頼してくれたんだ。リハビリが終わったら、俺たちはすべてを費やして、その能力を世界に示すつもりだ」と語った。

ウィリアムズはその類稀なる活躍から、一流のプレーメーカーとしてただ一人その才能を証明した。というのも、彼は2022年NFLドラフト1巡目で指名されたギャレット・ウィルソンとクリス・オレーブによってデプスチャートの下に埋められたオハイオ州立大学を離れアラバマ大学へ進み、すぐにアラバマ大学クリムゾンタイドのオフェンスにおいて武器になったのだ。ウィリアムズはアラバマ大学での1年で79回のパスキャッチ、1,572ヤードを獲得し、15回のタッチダウンを記録した。これらの記録はチームメイトのワイドアウト、ジョン・メッチー三世と、クオーターバック(QB)のブライス・ヤングがハインズマントロフィーを獲得するのをサポートしたほか、不運にもウィリアムズのACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂で終わってしまった大学ナショナルチャンピオンシッププレーオフへとチームが駒を進める原動力となった。

ウィリアムズはまだケガからの復帰に向けて取り組んでいるが、回復とリハビリは予定よりも進んでいる。一度プレーが許可されれば、ウィリアムズの獲得に積極的に動いたチームのために、彼はフィールド上で違いを見せる準備ができているだろう。

【AK】