レイブンズから関心を持たれているFAのWRランドリー
2022年05月10日(火) 13:44ワイドレシーバー(WR)ジャービス・ランドリーのAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区の日々はまだ終わっていないかもしれない。
ボルティモア・レイブンズがクリーブランド・ブラウンズとマイアミ・ドルフィンズに所属していたことのあるランドリーに興味を持っていると、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地9日(月)に『NFL Total Access(NFLトータル・アクセス)』で伝えた。
再構築された契約内容で合意に至らず、トレード相手も見つからなかったことを受けて3月にブラウンズから放出されたランドリーは、『NFL.com』が選んだフリーエージェント(FA)トップ101で27位にランクインしている。
2022年NFLドラフトを経て、ランドリーがレイブンズに加入すればいろいろと納得がいく。レイブンズはWRマーキス・ブラウンをアリゾナ・カーディナルスにトレードしたため、ナンバー1レシーバーに空きが生じており、キャリア8シーズンのほとんどでその座についてきたランドリーにとっては最適なチームだと言えよう。
ランドリーは今オフシーズン中にニューオーリンズ・セインツを訪問していたが、セインツがドラフトでWRクリス・オレーブを指名したのは彼らが方向性を変えたことを示すサインだったのかもしれない。また、ブラウンズへ戻るとのうわさがささやかれていたが、その可能性も閉ざされてしまった可能性がある。
驚くべきことに、フリーエージェントのままになっている主力WRはランドリーだけではなく、オデル・ベッカムやウィル・フラー、将来の殿堂入りが有力視されているフリオ・ジョーンズもそうだ。おそらく、ランドリーのフリーエージェントとしての長い冒険はボルティモアにたどり着くことで終わるだろう。
【RA】