元ラムズ、ペイトリオッツのRBソニー・ミシェルがドルフィンズと契約へ
2022年05月10日(火) 12:29マイアミ・ドルフィンズが強化された攻撃陣にさらに新たなピースを追加した。
元ニューイングランド・ペイトリオッツのランニングバック(RB)ソニー・ミシェルがドルフィンズと契約すると、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地9日(月)に情報筋の話を元に伝えている。
2018年にペイトリオッツがドラフト1巡目で指名したミシェルは、キャリア最初の3年をペイトリオッツで過ごした後、ロサンゼルス・ラムズで1年を送った。そのミシェルがAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)東地区に戻ってくる。
4年のキャリアの中で、スーパーボウル優勝チームのメンバーだったことが2度あるミシェル。1度目は2018年シーズンにペイトリオッツと共に第53回スーパーボウルを制しており、ミシェルはこの試合で唯一のタッチダウンを決め、ペイトリオッツに第4クオーターでのリードをもたらした。2021年シーズンにはラムズの一員として再びリングを手にしている。
9勝8敗に終わった2021年から巻きかえそうと努めるドルフィンズは、このオフシーズンに複数のビッグネームを獲得してきた。
フロントオフィスは攻撃よりの思想を持つマイク・マクダニエルをヘッドコーチ(HC)に据え、ワイドレシーバー(WR)タイリーク・ヒルのトレードという大きな動きに出た。ドルフィンズはすでにタイトエンド(TE)マイク・ガシキや2021年に指名した有力選手であるWRジェイレン・ワドルらがいる攻撃陣に、ワイドアウトのセドリック・ウィルソンやRBのチェイス・エドモンズとラヒーム・モスタートを加えている。
クオーターバック(QB)トゥア・タゴヴァイロアに豊富なターゲットをそろえることで、ドルフィンズは明らかに攻撃陣の数字を伸ばそうとしている。2021年のドルフィンズはトータルヤードで最下位近くまで落ち込み、試合平均307.0ヤードとなっていた。
その最新メンバーにミシェルが加わり、今秋のマイアミへの期待はさらに高まるだろう。
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