OCの選択は「そのときが来たらやる」とペイトリオッツHCベリチック
2022年05月24日(火) 15:05ニューイングランド・ペイトリオッツのヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチックはいまだに誰が2022年シーズンにプレーコールを担当するのかを明かしていない。
そういったことを説明する役割を軽視しているベリチックHCは、この件に関して頑固な姿勢を崩していない。実際に話がまとまるのはずっと先のことになりそうであり、ベリチックHCは「そのときが来たらやる」と簡潔に話している。
ヘッドコーチ自身がプレーコールをするのかという質問もあった。予想通り、それに対するベリチックHCの返答は面白みに欠けるもので、「私がコールするとか、しないとか。他の人がするとか、しないとか。そのうち分かるだろう」と述べている。
ベリチックHCからコーチングスタッフの構成や重要なプレーコーラーの役割について多くを聞き出せないことを悟った記者たちは、ペイトリオッツの今週の練習について質問した。この時期は評価をするよりも試合のメンタル面を鍛える期間だと語ったベリチックHCは「教えること、指導すること、理解することだ」と説明している。
世間が知りたいと望んでいるのは、ベリチックHCがジョシュ・マクダニエルズの後任として誰を攻撃コーディネーター(OC)に指名するのか、つまり、ペイトリオッツがボールを持ったときに指示を出し、重要な決断を下すのは誰なのか、ということだ。先週の時点では、攻撃アシスタントのジョー・ジャッジとシニアフットボールアドバイザーのマット・パトリシアが有力候補だと思われていた。
しかし、ベリチック政権のペイトリオッツはこれまで通り、そのような情報を簡単に出さないだろう。
【RA】