リーダーシップの向上をチームメイトに認められるペイトリオッツQBジョーンズ
2022年06月07日(火) 11:46キャリア2年目を迎え、ニューイングランド・ペイトリオッツのクオーターバック(QB)マック・ジョーンズはより積極的にリーダーシップを発揮している。
チームメイトもそれに気づいているようだ。
ワイドレシーバー(WR)ケンドリック・ボーンは『ESPN』のマイク・レイスに「今はもう別の次元さ。前より落ち着いているし、自信を持っている。OTA(チーム合同練習)、キャンプ、そしてシーズン中に何が起こるかを分かっているし、(過去の経験によって)身体が覚えているんだろう。自分のポジションをより確実なものにしている」とコメントしている。
攻撃コーディネーター(OC)ジョシュ・マクダニエルズがチームを去り、オフェンスの次のフェーズが明確になっていない中で、ジョーンズがリーダーとして手綱をとれば移行が順調に進むだろう。ルーキー時代、ジョーンズはフィールド上でオフェンスをリードできることを証明した。そして今、あらゆる局面でキャプテンとして、リーダーとして活躍するチャンスを手にしている。
ボーンは「あいつはどの選手とも本当にいい関係を築いている。簡単なことじゃないから、誇りに思うよ。ああいう1年の後に2シーズン目を迎えるのはチャレンジングなことだろうけど、あいつはペイトリオッツにいるメンバー全員と同じようにチャレンジ精神旺盛だ」と話している。
ジョーンズのリーダーシップの質の高さは、ペイトリオッツがアラバマ大学のクオーターバックに魅力を感じた理由の1つだった。ルーキーとして礼儀正しい姿を見せた後、ジョーンズがOTAで発言力を強めてチームに厳格に指示を出していくことはチームメイトにとっても報道陣にとっても明らかになっていた。
新たに加入したWRデバンテ・パーカーのような選手にも、ジョーンズのリーダーシップの高さは伝わっている。
「彼は若いけど、リーダーとして成長してきた。それはこのチームが必要としていることだ」と強調したパーカーは「ここに来てまだ数週間しか経っていないけど、すでにそれが分かる」と続けた。
ペイトリオッツは現地7日(火)から9日(木)にかけて参加必須のミニキャンプを実施し、来週にはオフシーズン序盤の練習を終える予定だ。
【RA】