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「絶対的なナンバー1レシーバー」を目指すコルツWRピットマン

2022年06月07日(火) 11:53


インディアナポリス・コルツのマイケル・ピットマン【AP Photo/Phelan M. Ebenhack】

マイケル・ピットマンは2年目で予定通りの飛躍を遂げ、ルーキーシーズンよりも倍以上の成績を残した。インディアナポリス・コルツのワイドレシーバー(WR)は今、さらなる躍進を目指している。

ピットマンは「俺はただ次のステップに進もうとしているだけだ」と『Indy Star(インディ・スター)』に述べている。「去年、俺はすべてのカテゴリーを2倍にすると宣言して、それを実際にやった。今年はそれをもとに、誰もが話題にするような絶対的なナンバー1レシーバーになろうと思っている」

2021年にピットマンはキャッチ88回で1,082ヤードを積み上げ、タッチダウンも6回決めている。キャッチ40回と503ヤード、タッチダウン1回を記録したルーキーシーズンの2倍の成績を収めるという目標を達成した。

卓越したルートランナーであり、キャッチ力とそこからのタフなラン能力を持ち合わせたピットマンは、エリートなプレーメイカーになれることを昨年に証明した。24歳の彼は、世間一般が定義するような典型的なナンバー1ワイドアウトとして目立つことはないかもしれないが、コルツにとって頼れるターゲットになれることは十分に示している。

「人によって定義は違う」とピットマンは話す。「俺は自分のことをナンバー1レシーバーだと思っている。ヤード数だろうと、タッチダウンだろうと、とにかく他の人にもそれを証明できるような活躍をしないといけない。俺はその次のレベルを目指しているんだ」

このオフシーズン、コルツはレシーバーを加えるのにドラフトまで待ち、2巡目でシンシナティ大学のWRアレク・ピアースを獲得した。その動きによって、ピットマン以外には大きな不安を抱えるこのポジションが補強された。コルツのロース―ターには、度重なるケガに見舞われたWRパリス ・ キャンベルと、経験の浅いデズモン・パットモンとWRマイク・ストラチャンが登録されており、彼らは今シーズンにコルツで重要な役割を果たすことが期待されている。

コルツがWRのT.Y.ヒルトンを呼び戻さない限り、ピットマンは他の選手と大差をつけてコルツの最も熟練したレシーバーとしてシーズンを迎えることになる。チームはこのワイドアウトがパスゲームを左右する危険な武器に成長し続けることを期待していると言えよう。

「今はこのポジションでどちらかと言えば年長者のような存在だから、チームのリーダーになろうとしている。まだ3年目だけど、年長者なんだ」とピットマンはコメントしている。

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