12チームが参加必須のミニキャンプを開始
2022年06月08日(水) 08:44現地7日(火)にNFLの12チームが参加必須のミニキャンプを開始した。
火曜日にミニキャンプをスタートしたのはデトロイト・ライオンズ、グリーンベイ・パッカーズ、インディアナポリス・コルツ、ラスベガス・レイダース、ロサンゼルス・ラムズ、ミネソタ・バイキングス、ニューイングランド・ペイトリオッツ、ニューヨーク・ジャイアンツ、ピッツバーグ・スティーラーズ、サンフランシスコ・49ers、シアトル・シーホークス、タンパベイ・バッカニアーズだ。
団体労働協約により、各チームはオフシーズンプログラムのフェーズ3の間にベテラン選手の参加を義務付けるミニキャンプを1度実施することができる。
12チームは火曜日から木曜日にミニキャンプを実施する。残りのチームの大部分は、来週にミニキャンプを予定している。
各オフシーズンで、参加必須の義務キャンプはほとんどの選手が来たるシーズンに向けた準備作業に没頭できる最初の機会になる。それまでのワークアウトとは異なり、セッションに不参加のベテランは少なくなり、コーチはフィールド上にいる選手たちと作業に取り組むことができる。多くのチームにとって、オフシーズンが本当の意味での練習のように感じられる最初の機会だと言うことができる。
現NFL MVPのクオーターバック(QB)アーロン・ロジャース(グリーンベイ・パッカーズ)のように、チーム合同練習(OTA)を回避した一部の選手にとっては、メンバーが入れ替わったレシーバー勢との練習に取り組める良いチャンスだ。同じチームで10年以上過ごした後に新しいチームに移籍したインディアナポリス・コルツのQBマット・ライアンのような選手にとっては、新たな環境について知識を深める機会になる。また、シアトル・シーホークスのようなチームでは、QBジーノ・スミスとQBドリュー・ロックの競争にスポットライトが当たるだろう。
例年よりホールドアウトしている選手は少ないものの、まだ選手たちがミニキャンプをスキップする可能性はある。(サンフランシスコ・49ersのQBジミー・ガロポロのように)参加が免除されない限り、ミニキャンプに参加しない選手は罰金の対象となる。ただし、トレーニングキャンプとは異なり、ミニキャンプ不参加に対する罰金を科すことはチームの義務ではない。
ミニキャンプではほとんどのチームがOTAのワークアウトよりも報道陣がアクセスできる範囲を増やしている。そのため、この3日間は新たなニュースや選手たちの声がこれまでより多く届くはずだ。
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