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シーホークスWRメットカーフがミニキャンプを欠席

2022年06月08日(水) 09:41

シアトル・シーホークスのD.K.メットカーフ【AP Photo/Aaron Gash】

シアトル・シーホークスのワイドレシーバー(WR)D.K.メットカーフは参加義務のあるミニキャンプが始まった際、そこに出席していなかった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に報じたところによれば、新契約の話し合いがまだ結論に達していないメットカーフは、現地7日(火)のミニキャンプに参加していなかったという。

ビッグプレーを可能にするワイドアウトであるメットカーフは、ロサンゼルスで足のリハビリを継続している。

自主参加のワークアウトには参加したと報じられたメットカーフだが、参加必須のミニキャンプを回避するという決断は、契約交渉における戦略的な動きだと見られる。

参加必須のワークアウトをスキップしたことで、シーホークスがそれを免責されるものだと見なさない限り、メットカーフには罰金が科される可能性がある。

新たな長期契約を望んでいるワイドアウトは多く、他にはサンフランシスコ・49ersのディーボ・サミュエルやテリー・マクローリンらがいる。

シーホークスで過ごした3シーズンで、メットカーフはキャッチ216回、3,170ヤード、タッチダウン29回を記録した。

このオフシーズンの早い段階で24歳のレシーバーをめぐるトレードのうわさが出ていたものの、今でも大型契約には至っていないとは言え、ドラフトが終わって以降はそのうわさも沈静化している。

メットカーフはルーキー契約の最終年である4年目にあたる今年、ベースサラリーとして398万6,000ドル(約5億2,919万円)を受け取ることになっている。デイバント・アダムス(ラスベガス・レイダース)、D.J.ムーア(カロライナ・パンサーズ)、A.J.ブラウン(フィラデルフィア・イーグルス)といったレシーバーたちが巨額の契約を手にしており、メットカーフも自分の支払日を待っている状況だ。

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