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「オデル・ベッカムをラムズに取り戻したい」とHCショーン・マクベイ

2022年06月08日(水) 10:52

ロサンゼルス・ラムズのオデル・ベッカム【NFL】

ロサンゼルス・ラムズはフリーエージェント(FA)でワイドレシーバー(WR)アレン・ロビンソンと契約し、WRロバート・ウッズをテネシー・タイタンズにトレードしたが、WRオデル・ベッカムとの再会への扉を閉ざしてはいない。

今週の“I Am Athlete(アイ・アム・アスリート)”のポッドキャストに出演したショーン・マクベイHCは、オデル・ベッカムがスーパーボウルチャンピオンへと戻ることを望むと繰り返し語った。

『Pro Football Talk(プロ・フットボール・トーク)』によれば、マクベイHCは「われわれはオデルが戻ってくることを望んでいる。それはわれわれがFAという方法でアレン・ロビンソンを獲得することになった理由の一つだ。大きな契約だと思うよ。われわれ全員は、クーパー・カップが成し遂げた一年を知っている。私はヴァン・ジェファーソンのことも好きだし、彼は本当にただ成長を続けている素晴らしい選手だ。しかし昨年、オデルをチームに加えたとき、彼は素晴らしい仕事をしたと思う。バックエンドでどのように作戦を変えたいかに基づいてフォーメーションの両サイドに2人の選手を置くとき、これらの3対1の場面の多くで、バックサイドの孤立を有効にすることができたし、リーグの状況と他チームがオデルを防ごうとしている方法を見ても、彼は本当にわれわれの攻撃の大きな部分を占めていたと思うよ」と語ったという。

「彼がボールを動かしていた。彼を取り戻すことができるよう努力したい。彼と毎日一緒に仕事がしたいんだ」

クリーブランド・ブラウンズから放出された後、ベッカムはレギュラーシーズンの最後の8試合のためにラムズと契約し、27キャッチ、305ヤード、5 タッチダウンを獲得した。スーパーボウルでACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を負傷するまで、ラムズのポストシーズンの戦いでは、21キャッチで288ヤードと2つのタッチダウンを記録している。

ベッカムはまだリハビリ中で、この段階でスターレシーバーと契約するクラブのために急ぐことはなかった。

ロビンソンやクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードと大きな契約を結び、アーロン・ドナルドとも大型の新しい契約を現地6日(月)に結んだラムズは、契約のプロセスがすべてうまくいけばベッカムを取り戻すつもりだ。

ベッカムは週末に、招待されていないマクベイの結婚式に登場している。

マクベイは「オデルと私は素晴らしい関係だった。つまり、私はオデルを愛している。だから、オデルのやり方でだけ、彼はわれわれの結婚式のウェディングクラッシャー(招待されていない客)になれたんだ。彼は結婚式に乱入した。私は、”結婚式に乱入したんだから、ラムズと再契約しろ”と言ったんだ」と話した。

マクベイは2月22日に受けた手術からのリハビリを続けているベッカムが、ダンスフロアで”素晴らしい”様子だったと指摘している。

【AK】