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OTA欠席のWRサミュエルが49ersのミニキャンプに参加

2022年06月08日(水) 12:36


サンフランシスコ・49ersのディーボ・サミュエル【AP Photo/Tony Gutierrez】

サンフランシスコ・49ersが参加必須のミニキャンプを開始した現地7日(火)、ワイドレシーバー(WR)ディーボ・サミュエルがチームに合流していた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に火曜日の朝に報じたところによれば、OTA(チーム合同練習)に欠席していたサミュエルだが、ミニキャンプには参加する見込みとのことだった。そこから数時間後、サミュエルは練習場に戻っていたものの、フィールド上での練習に参加する用意ができている様子ではなかった。

「ディーボ・サミュエルがミニキャンプの練習に出席したものの、ユニフォームは着ていない」

オフシーズンになってからトレードを要請していたサミュエルは、今も49ersのロースターにいる。ジェネラルマネジャー(GM)ジョン・リンチは先日、このダイナミックなレシーバーをトレードするようなことがあれば、自分は“愚者”だと話していた。

49ersのヘッドコーチ(HC)であるカイル・シャナハンは現地7日(火)に、サミュエルと49ersの間で合意が取り付けられることに今も自信があると報道陣に対して語っている。

シャナハンHCは『The Athletic(ジ・アスレチック)』に「いつも問題なかったと考えている。通常の状態に戻れなくなるほど関係が遠ざかったとは考えていない」と話した。

参加義務のあるミニキャンプに出席したからといって、ルーキー契約の最終年を迎えているサミュエルが自分の契約状況に満足しているわけではない。しかし、今回の動きは状況を悪化させることのない、正しい方向への一歩だ。それでも、NFLネットワークのトム・ペリセロが火曜日の夕刻に報じたように、新契約がすぐに成立する気配はない。

49ersの他のスター選手であるパスラッシャーのニック・ボサはミニキャンプに出席。4年目のディフェンシブエンド(DE)は月曜日にチーム施設に来ており、キャンプ参加の兆候があったとラポポートはつけ加えた。サミュエルと同様、ボサもOTAには参加しておらず、延長契約の候補者となっている。

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