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将来を憂慮するのではなく現在の成長に焦点を当てるパッカーズQBラブ

2022年06月11日(土) 09:54


グリーンベイ・パッカーズのジョーダン・ラブ【NFL】

クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースがグリーンベイ・パッカーズに戻ったことでQBジョーダン・ラブは再びバックアップの役割を担うことになった。また、ロジャースが今週、パッカーズの一員として引退する計画だと明かした一方で、ラブの将来はいまだ定まっていない。

ロジャースのトレードや引退に関するうわさが流れる中、パッカーズがラブをトレードする可能性についても話題になっているが、キャリア3年目を迎えたラブは将来のことを考えるのではなく、単純に自分自身を向上させることに焦点を当てている。

『Wisconsin State Journal(ウィスコンシン・ステート・ジャーナル)』のジェイソン・ワイルドによると、ラブは次のように語ったという。「俺は人間だ。そして、そういうのはお構いなしにあるものさ。でも、うまく切り分けているつもりだ。そういうことは考えたくもない」

「どうなっていくかはコントロールできないし、何が起こるかも分からない。だから、起こるかもしれないこととか、起こらないかもしれないことについて考えてストレスを感じるより、俺は今この瞬間を生きている。与えられたものを受け止めてうまくやっていく」

ロジャースは自主参加のワークアウトを欠席していたため、ラブはファーストチームのオフェンスと一緒に取り組む機会を得ていた。しかし、ロジャースは今週に実施された参加必須のミニキャンプには参加したため、ラブは再びセカンドチームのレップスを受け持っている。負傷しない限り、ラブはもう1シーズンをサイドラインで過ごすことになりそうだ。

2020年ドラフト1巡目指名を受けたラブはルーキーシーズンにインアクティブとなっており、2年目は6試合しか出場していない。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかって欠場を余儀なくされたロジャースの代わりに先発出場したときは苦戦を強いられていた。

ロジャースがいつまでプレーするかにもよるが、ラブは新人契約の間ずっとバックアップの役割を引き受けなければならないかもしれない。

チャンスが訪れるまで、ラブにできることは与えられたレップスに取り組み、自分の番号が呼ばれたときに備えることだけだ。

「確実にすべてのレップスを最大限に活用できていると思う。こうすればよかった、ああすればよかった、と思うようなレップスでも、映像を見返してそこから学べるんだ」とラブは話している。「成功よりも失敗から学ぶことのほうが多い。だから、成長して学ぶための時間があるというのはすごく大事なことだと思う」

「結局のところ、俺はいつも自分に自信を持っているけど、もっと気楽に、リラックスして、もっと速く物事を処理できるようになりたい。それがすべて結びついているんだ。今、間違いなく自分に自信を持っている」

【RA】