復帰時期は未定も意欲的に首のケガからの回復を目指すシーホークスRBカーソン
2022年06月11日(土) 12:55首のケガに対処し続けているシアトル・シーホークスのランニングバック(RB)クリス・カーソンの将来について、疑問の声が上がっている。カーソンはこのケガによって2021年シーズン第5週以降の試合を欠場してきた。
ヘッドコーチ(HC)ピート・キャロルは現地9日(木)、カーソンは約2週間後に“重要な”医学的評価を受ける予定であり、クラブは良い知らせを期待しているが、現時点でカーソンの将来については「何も言えない」と述べている。
カーソンは金曜日に『Heavy.com』のジョナサン・アダムスに対し、回復に向けての「タイムラインはない」ものの、引退は考えていないと明かして次のように語った。
「ああ、今はまだ途中さ。やめたいと思うまでプレーするつもりだ。絶対にあきらめないぞという気持ちになっている。だから、さっきも言ったようにポジティブに考えて、戦い続けてフィールドに戻るつもりだ」
さらに、カーソンは今シーズン中の復帰を目指してトレーニングを続けていると付け加えている。
「焦らずに、一日一日を大切にしようとしている。リハビリを続けて、どんどん良くなっていくんだ。力をつけ続けて、そこから先に進む。でも、さっきも言ったように、タイムラインはない」
NFLで最も過小評価されている屈強なランニングバックの1人であるカーソンが復帰することは期待されている。とはいえ、それは簡単な話ではない。首のケガによって引退に追い込まれる選手は多く、チームの医療スタッフはこうした問題に対して慎重に判断する可能性が高い。
シーホークスは今オフシーズンにRBラシャード・ペニーと再契約し、ドラフト2巡目でケネス・ウォーカー三世を指名したため、カーソンの復帰が医療的に認められなかった場合も十分な人材はそろっている。
復帰できたとしても、27歳のカーソンはポジション争いになることを気にしていないようで「彼らは毎年ランニングバックを指名しているからもう慣れたよ」と強調した。
【RA】