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【2016年シーズン】第3週の見どころ

2016年09月22日(木) 12:27

ヒューストン・テキサンズ【Photo by John Rivera/Icon Sportswire/Icon Sportswire via AP Images】

2週を終えて2連勝を果たしたのはレイブンズ、ブロンコス、テキサンズ、バイキングス、ペイトリオッツ、ジャイアンツ、イーグルス、スティーラーズの8チーム。現在のプレーオフ形式となった1990年以降昨シーズンまでで開幕2連勝したチームは212あり、そのうち134チームがプレーオフに進出している。63.2%の確率だ。

今週まず注目したいのは現地22日に開催されるサーズデーナイトフットボール(TNF)。テキサンズ対ペイトリオッツと2連勝同士の対決となっている。テキサンズでは新人ワイドレシーバー(WR)のウィル・フラーが先週のチーフス戦で4キャッチ、104ヤード獲得。第1週のベアーズ戦でも107ヤードを獲得しており、NFL入り後最初の2ゲームでいずれも100ヤード以上を記録したのは史上3人目の快挙だ。

ペイトリオッツのランニングバック(RB)レギャレット・ブラントは先週のドルフィンズ戦でラン123ヤード1タッチダウンを挙げ、タイトエンド(TE)マーテラス・ベネットは5キャッチ114ヤード1タッチダウンと好調。クオーターバック(QB)ジミー・ガロポロの負傷により、初先発となる新人QBジャコビー・ブリセットを盛り立てることができるか。

現地25日に行われるスティーラーズ対イーグルスも2連勝対決となる。スティーラーズのRBディアンジェロ・ウィリアムスはここまでリーグトップの237ヤード走っている。

イーグルスは新人ヘッドコーチ(HC)ダグ・ペダーソンと新人QBカーソン・ウェンツのコンビで開幕2連勝を飾った。最初の2ゲームをいずれも15点以上とって連勝した新人ヘッドコーチは1970年以降、2007年のスティーラーズ、マイク・トムリンHC以来2人目だ。ウェンツはやはり1970年以降インターセプト無しで開幕2連勝を飾った最初の新人QBとなった。

同じ25日に行われる2連勝中のバイキングス対1勝1敗のパンサーズも見逃せない好カードだ。バイキングスのQBサム・ブラッドフォードは先週、トレードでの加入後初先発となったパッカーズ戦でパス286ヤード、2タッチダウンを挙げ、勝利を呼び込んだ。

パンサーズは先週49ersに46対27で大勝。QBキャム・ニュートンは4つのタッチダウンパスを投げ、RBフォジー・ウィタカーはラン100ヤードを記録している。

この他、カウボーイズがベアーズを迎えるサンデーナイトフットボール(SNF)やNFC南地区対決となるファルコンズ対セインツのマンデーナイトフットボール(MNF)など全16試合が開催予定となっている。