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足首の手術を終え、「トレーニングキャンプに向けて準備OK」なジャイアンツOTトーマス

2022年07月13日(水) 18:03


ニューヨーク・ジャイアンツのアンドリュー・トーマス【Alika Jenner via AP】

ブライアン・ダボールがヘッドコーチ(HC)となる最初のシーズンでニューヨーク・ジャイアンツのオフェンスが良くなるためには、オフェンシブラインのプレーを向上させる必要がある。それには、元1巡目指名のオフェンシブタックル(OT)アンドリュー・トーマスの改善が必要だ。彼はこのオフシーズンに足首の手術から復帰しようとしている。

今月後半にビッグブルーがトレーニングキャンプを開始するときにフィールドに立つつもりだと、トーマスは最近ポッドキャストの『Giants Huddle(ジャイアンツ・ハドル)』に話している。

「リハビリはすごく順調。トレーナーに求められたことは全部やっているよ」とチーム公式サイトが彼の言葉を伝えている。「かなり動けるようになってきたし、トレーニングキャンプに向けた準備はできている」

「確かにフラストレーションはたまるけど、それも仕事のうちさ。ケガをしているときの過ごし方を学ぶのは大事だよ。100%だと感じることはないんだから。でも去年はいくらか前進を始められたと感じていた。チームメイトたちとフィールドに立てないのには時々フラストレーションを感じるけどね」

ジャイアンツのキャンプは26日(火)に招集される。

トーマスは以前からの足首のケガへの対処を強いられ、ルーキーシーズンに苦戦した。その問題は2021年に入っても続き、故障者リザーブ(IR)入りの期間も含めて4週間欠場している。それでも2020年全体4位指名のOTは2年目のシーズンに改善を見せていた。『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』によると、出場した13試合で彼が許したサックは2回のみ、クオーターバック(QB)ヒットは3回だったという。

このオフシーズン中もジャイアンツはオフェンシブラインの改善を試みており、全体7位でOTエヴァン・ニールを指名し、フリーエージェンシーでベテランガード(G)ジョン・フェリシアーノとマーク・グロウィンスキーを追加している。理論上はグループとして良くなっているはずだ。だが、最大限を望むのであれば、まずはトーマスが健康で、2022年も向上を見せることが必要となる。

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