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パンサーズ元1巡目指名選手のCBアンダーソンが45歳で死去

2022年07月15日(金) 10:33

ラシャード・アンダーソン【AP Photo/Chuck Burton】

カロライナ・パンサーズの1巡目指名選手だったコーナーバック(CB)のラシャード・アンダーソンが45歳で死去した。

アンダーソンが1996年から1999年にかけてコーナーとして活躍し、殿堂入りを果たしたジャクソン州立大学が現地14日(木)にアンダーソンの死亡を発表した。原因は明らかにされていない。

ジャクソン州立大学のアシュリー・ロビンソン副学長兼体育会部長は、「今日はJSUの仲間にとって悲しい日です」という声明を発表した。「ラシャードは私たちのフットボールチームの歴史において最高の選手の一人であり、傑出した人物でした。彼は4月に行われた春のフットボールゲームを観戦し、チームがチャンピオンシップを目指せるレベルにまで戻ったことをとても喜んでいました。ラシャードはいつまでもジャクソン州立大学の記憶に残ることでしょう。私たちの思いと祈りは今、彼の家族とともにあります」

ジャクソン州立大学で大活躍したアンダーソンは2000年のドラフトでパンサーズから全体23位で指名された。しかし、プロとしてのキャリアはわずか2シーズンしか続かず、2002年にNFLの薬物乱用規定違反で出場停止処分を受けている。復帰とともにパンサーズから解雇されたアンダーソンはその後、他のチームと契約することはなかった。

アンダーソンはパンサーズで27試合に出場し、そのうちの9試合に先発出場してタックル75回とファンブルリカバー3回(1回はタッチダウンに成功)、インターセプト1回を記録している。

【R】