将来についてのうわさに「事実ではない。メディアが主導する物語だ」と話すカウボーイズHCマッカーシー
2022年07月27日(水) 17:2212勝を挙げ、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区優勝を果たしたものの、ヘッドコーチ(HC)マイク・マッカーシーのダラスでの将来についての疑問は尽きない。
ダラス・カウボーイズのトレーニングキャンプが開始する前から、HCのポジションの確保が彼への最初の質問だった。
「私に尋ねる最初の質問が、私がする仕事の内容とは何の関係もないことはイライラすることだ。私は優勝するために毎日ここに来ている。今日はどうすれば勝てるのか? それが私が求めていることだ」とマッカーシーは、『The Dallas Morning News(ダラス・モーニング・ニュース)』のデビッド・ムーアに語った。
「私の見解としては、それは事実ではないということだ。それはメディアが主導する物語であるか、少なくとも私の領域の外で展開される物語だ」
カウボーイズのプレーオフ敗退後、オーナーのジェリー・ジョーンズはマッカーシーの職の継続をすぐには宣言しなかったが、後にHCマッカーシーからの転進は会話の一部ではないと述べた。しかし、ショーン・ペイトンが来年サイドラインに戻る可能性があるため、2022年シーズン中にカウボーイズがつまずいたら、いつでもうわさになる展開だろう。
外野の噂はともかく、マッカーシーのHC職がどうなるかは、彼がわざわざ時間をかけて考えるようなことではない。
「これは勝利にどのような影響を与えるのか? それが選手、コーチ、スタッフに求めることだ。もし勝利に関係しないのであれば、お互いの時間の無駄だ。私はこうした話に信ぴょう性を見いだせないが、私の家族はそれを聞かなければならない。このような質問に答えるのに、もうエネルギーを使いすぎてしまったんだ」
勝利はすべての病気を治す。カウボーイズは1995年以来、プレーオフで複数回勝利したことがなかった。
ダラス・カウボーイズを引き継ぐことは、他のクラブよりも注目されることだ。それにはコーチの仕事も含まれる。HCマッカーシーは、それが彼を悩ませるとしても、この仕事には付き物なのだということを知っている。
「10年前よりも今日の方がこの手の話が多いのだろうか? もちろんだ。ここは他の場所よりこの手の質問が多いだろうか? 間違いない。その通りだ」と、HCマッカーシーは誇張しながら話した。
「でも、私は優勝するためにここにいるんだ。それが私が朝を迎える理由だ」
優勝することだけが、HCマッカーシーの将来についての議論を沈黙させる唯一の方法だ。
【AK】