カウボーイズは現地26日（火）にトレーニングキャンプを開始し、オーナーのジェリー・ジョーンズは記者会見で、ヘッドコーチ（HC）のマイク・マッカーシーに関して誰もが抱いている疑問と向き合った。

「私は本当に明確にしたい。彼がスーパーボウルにこのチームを導く男だと私が考えていなかった場合、彼は今日ここに座っていないだろう。彼はスーパーボウルに導いてくれると思うし、私には選ぶ権利がある」

この最近の自信のある支持はマッカーシーの契約延長の可能性を示しているのか、と聞かれたジョーンズは、それはないと答えたが、現在の契約にはまだ「何年も」残っていることを明かした。

ジョーンズは、オックスナードに到着したカウボーイズのヘッドコーチに質問された、マッカーシーの立場についての話題に答えていた。

「私の見解としては、これは事実ではない。それはメディアが主導する物語であるか、少なくとも私の領域の外で展開される物語だ」とマッカーシーは答えていた。

ジョーンズは、マッカーシー率いるカウボーイズが12勝のシーズンを終えていることを評価してみせることで、その立場に関する質問に対して考えを示した。マッカーシーのカウボーイズでの2年目のシーズンは、NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）東地区を制覇し成功したが、プレーオフでのライバル、サンフランシスコ・49ersに対する初戦での敗北は不本意であった。ダラスでのマッカーシーの1年目は、ダック・プレスコットのシーズン終了となる脚のケガに悩まされ、6勝10敗という成績に終わった。

ジョーンズは自らマッカーシーの支持に乗り出したが、カウボーイズのオーナーは2022年シーズンへの期待を適当にすることはなかった。

「私はすべてに勝つ必要がある。われわれはプレーオフに出なければならない。シーズンを成功させるためには、プレーオフで通用する必要がある」とジョーンズは述べた。

【AK】