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マシュー・スタッフォードの”9番”をライオンズ新人WRウィリアムズが継承

2022年08月11日(木) 07:24


デトロイト・ライオンズのジェイムソン・ウィリアムズ【AP Photo/Paul Sancya】

デトロイト・ライオンズの歴史において、パス関連の記録は多くの項目でクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードがトップに立ったままだが、その背番号は別のプレーヤーが引き継ぐことになった。

2009年から2020年までスタッフォードが着用していた9番のジャージーは新人ワイドレシーバー(WR)ジェイムソン・ウィリアムズが身につける。

アラバマ大学出身のウィリアムズは現地10日(水)から正式に9番に切り替えているが、事前にスタッフォードには連絡していたという。『ESPN』のエリック・ウッドヤードによると、一桁の番号を希望していたウィリアムズは番号を変更する前に礼儀としてスタッフォードにテキストメッセージを送ったとのこと。

ウィリアムズはアラバマ大学時代のとあるシーズンにも一桁の番号――1番――をつけていたことがあり、その前のオハイオ州立大学時代は6番だった。ライオンズでのキャリアをスタートさせるにあたり、再び一桁の番号を背負うウィリアムズに対する期待はドラフト1巡目指名で集めたもの以上になっている。

カレッジフットボールのプレーオフであるナショナルチャンピオンシップでACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂したウィリアムズは、ケガからの復帰を目指しており、練習に参加していないことから背番号について語らなかった。いずれ、彼の考えは聞かれるだろう。何よりも、今回の背番号変更は、2020年シーズン終了後にロサンゼルス・ラムズにトレードされたことで終わりを告げたスタッフォード時代から、ライオンズが新しいチャプターに移行していることを示している。

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