DEナッシブが1年契約でバッカニアーズ帰還
2022年08月16日(火) 09:40ディフェンシブエンド(DE)カール・ナッシブが懐かしの場所へ向かう。ナッシブがタンパベイ・バッカニアーズと1年契約を結ぶと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地15日(月)に伝えた。
ナッシブはクリーブランドでキャリアをスタートしたものの、最も成功を収めたのはブラウンズからカットされ、2018年にバッカニアーズに加わってからのことだった。ナッシブはタンパで過ごした2シーズンでレギュラーシーズンの17試合に登場し、サック12.5回、タックル63回、ファンブルフォース3回をマーク。また、コーチ陣とも馴染みがあり、2019年にナッシブの守備コーディネーター(DC)だったのがバッカニアーズ現ヘッドコーチ(HC)のトッド・ボウルズだ。
バッカニアーズで見せたパフォーマンスによって、ナッシブは2020年にラスベガス・レイダースとの3年2,500万ドル(約33億2,498万円)の契約を手にした。しかし、マックス・クロスビーの活躍と2021年のヤニック・エンガーコエ加入でナッシブの役割はローテーションの仕事に縮小されている。2020年には11試合に先発したものの、2021年の先発は0試合で、3月にレイダースからカットされた。
ナッシブはタンパでもローテーションの役割を担うことになるだろう。バッカニアーズはジェイソン・ピエール・ポールに代えて2年目のジョー・トライオンをシャキール・バレットの逆サイドに据えようとしている。
28歳のナッシブは昨オフシーズンにNFLの現役選手として初めて、同性愛者であることを公表していた。
ナッシブはかつてタイトル争いをするチームに貢献する力があることを証明するチャンスを得たチームで、キャリアを再スタートさせようとしている。
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