ドルフィンズがベテランRBミシェルを放出
2022年08月30日(火) 09:09マイアミ・ドルフィンズがランニングバック(RB)ルームの人員を削減する過程で元1巡目指名選手をカットした。
現地29日(月)、ドルフィンズがRBソニー・ミシェルをカットしたと発表している。ニューイングランド・ペイトリオッツからドラフト1巡目指名を受けてNFL入りしたミシェルは、今年5月にフリーエージェント(FA)としてドルフィンズと契約を結んでいた。
昨シーズンはロサンゼルス・ラムズに所属して845ランヤードをマークし、キャリア2度目のスーパーボウル優勝を経験したミシェルだが、ドルフィンズではうまくいかなかったようだ。プレシーズンはキャリー9回で13ヤード、タッチダウン1回という記録にとどまっており、これは間違いなくミシェルを後押しする成績ではなかった。それだけではなく、ミシェルは健康上の理由から日常的に練習を制限されており、出場してもパフォーマンスにばらつきがあると報じられていた。
ドルフィンズはミシェルと結んだ1年210万ドル(約2億9,134万円)の契約の保証金(85万ドル/約1億1,792万円)を支払う義務がある。ミシェルはNFLで過ごした4シーズンで3,137ヤード、タッチダウン18回を記録し、第53回スーパーボウルではペイトリオッツの勝利に貢献したものの、それ以降はケガが原因でキャリアがやや停滞していた。
ドルフィンズは月曜日、ミシェルの他にもランニングバックのグリッド・ドークスやザクアンドレ・ホワイトを含む13名をカットしたと発表。現在、ドルフィンズに残っているバックフィールドのメンバーはチェイス・エドモンズ、ラヒーム・モスタート、サルボン・アーマッド、マイルズ・ガスキンだ。
【RA】