クオーターバック（QB）ケレン・モンドはミネソタでの2年目のチャンスを得られなかった。

ミネソタ・バイキングスが2021年の3巡目指名選手だったモンドをウェイバーにかけたと『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが現地30日（火）に情報筋の話を元に伝えている。

テキサスA&M大学出身のモンドはドラフト当時、カーク・カズンズの後継者になる可能性を見込まれていた。しかし、ルーキーシーズンにかなりの苦戦を強いられ、ヘッドコーチ（HC）マイク・ジマーの不興を買っている。そういった問題はこのオフシーズンとプレシーズンにも続き、3番手や4番手の相手にも十分なパフォーマンスを見せられなかった。

新体制になったチームが、期待に応えられていない若手を見限ることはよくある。バイキングスのフロントオフィスが先週にQBニック・ムレンズをトレードで獲得したとき、モンドのミネソタでの時間が終わることは予期されていた。

ドラフト前の評価を踏まえれば、モンドがNFLのどこかのチームの練習生になることはあり得る。そこで鍛錬し、成長していくことも可能だろう。

バイキングスのQBルーム改革はまだ終わっていない。NFLネットワークのイアン・ラポポートはバイキングスがQBショーン・マニオンをカットすると報道。しかしながら、マニオンはバイキングスの練習生に落ち着く可能性があるという。

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