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レイダースが放出した2021年1巡目指名のOLレザーウッドをベアーズがクレーム

2022年09月01日(木) 08:24

アレックス・レザーウッド【AP Photo/Rick Scuteri, File】

オフェンシブラインマン(OL)アレックス・レザーウッドのラスベガス時代は唐突に終了したものの、それによってシカゴで次のドアが開いている。

現地8月31日(水)、シカゴ・ベアーズがウェイバーを通じて2021年の1巡目指名選手であるレザーウッドを獲得した。レザーウッドがラスベガス・レイダースからリリースされた翌日のことだった。

レザーウッドは――レイダースのヘッドコーチ(HC)が指摘するように――NFLの基本的なオフェンシブラインのプレーを改善する必要のある選手としてシカゴに加わる。一方のベアーズは長期的な先発として成長するポテンシャルのある選手を必要としていた。ルーキー時代にライトタックル(RT)として苦戦したレザーウッドは、ガード(G)としてはそれよりもやや優れたプレーを見せていた。シカゴではどういう形でフィットできるかを探るチャンスがあるだろう。

レザーウッドは2021年に本来の位置よりも少なくとも1ラウンドは早く指名されたと見られてきた。とは言え、ドラフト候補生たちの分析の多くにおいて、2日目に指名を受けるのにふさわしい選手だと評価されていたのも確かだ。つまり、一部では今も、十分な時間さえあれば優秀なラインマンになると考えられている。

ベアーズはそういった時間を必要としている選手に対して、平均的なウェイバーワイヤからのピックアップよりも大きな金額を支払う。ベアーズにはレザーウッドの新人契約で残っている590万ドルの保証金を支払う責任があり、一方でその価値があると判断すれば、5年目オプションを有効にする権利もある。

近年にオフェンシブラインの不安定さが頻発していたベアーズにとって、長期的な取り組みになるだろう。

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