元レイダースRBケンヤン・ドレイクがレイブンズと契約
2022年09月01日(木) 09:33ボルティモア・レイブンズがランニングバック(RB)ケンヤン・ドレイクと契約したと、ドレイクのエージェントが現地8月31日(水)に話した。これによって、レイブンズは2年連続でケガの影響を受けたポジションをシーズンスタート前に強化している。
28歳のドレイクは先週にラスベガス・レイダースからリリースされていた。レイダースでのプレシーズン3試合で、ドレイクはキャリー12回で30ヤード、キャッチ5回で27ヤードをマークしている。
レイブンズのランニングバック勢は膝を負傷したJ.K.ドビンズがシーズン第1週に出場できるか分からない状況であり、バックアップのガス・エドワーズも膝のケガによってリザーブ/PUPリストに置かれ、少なくとも4週間は欠場することになっている。
レイブンズの他のバックスたちはプレシーズンの間に数字を残せていない。マイク・デービス、ジャスティス・ヒル、6巡目指名の新人タイラー・バディの3人を合わせて、プレシーズンにランアテンプト44回、121ヤードという結果だった。
1年前、レイブンズのランニングバック勢にはケガが続出していた。ドビンズ、エドワーズ、ヒルの全員が、開幕前からシーズン終了のケガを負っている。今季はそれほどの窮状に陥っていないものの、ドレイクが迅速に馴染まない限り、シーズン第1週については疑問の生じる状況だ。
NFLでの最初の5シーズンを通じて、ドレイクはドルフィンズとアリゾナ・カーディナルスで実績を残してきた。これまでに合わせて3,130ラッシングヤード、タッチダウン27回、キャッチ169回、1,244ヤード、タッチダウン6回をマークしている。
レイダースは昨シーズン開幕前にドレイクと2年1,100万ドル(約15億3,475万円)の契約を交わしており、それによって今季と来季に合わせて800万ドル(約11億1,619万円)のサラリーキャップヒットが生じていた。2021年の12試合(先発2試合)でドレイクはキャリー63回、254ラッシングヤード、タッチダウン2回、キャッチ30回で291ヤード、タッチダウン1回を記録している。
昨年12月、ドレイクは右足首骨折で故障者リザーブ(IR)とされていた。
【A】