元イーグルスLTピータースがタックルを必要とするカウボーイズを訪問へ
2022年09月01日(木) 11:25レフトタックル(LT)ジェイソン・ピータースは時期を待つことでコンテンダーを訪問するチャンスを手に入れた。
40歳のピータースがカウボーイズを訪れるためにダラスに向かうと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えている。
負傷したLTテヴェン・ジェンキンスの代役として昨年8月半ばにシカゴ・ベアーズに加入したピータースは、先発として15試合に出場。順調にプレーしていたピータースだが、ベテランの代役である事実は変わらず、2021年シーズン以降もベアーズにとどまることはなかった。
ピータースは7月に、オフェンシブラインに人員を必要としている“いいチームかプレーオフに出られるチーム”から連絡が来るまで、フリーエージェント(FA)のままでいることに満足していると話していた。どうやらダラスがそのケースに当てはまったようだ。
LTタイロン・スミスが負傷し、2022年レギュラーシーズンの大部分を欠場する見込みのカウボーイズは、即戦力の助っ人を必要としている。カウボーイズは2022年ドラフトの1巡目でタルサ大学のラインマンであるタイラー・スミスを指名しており、タイロン・スミスと並ぶレフトガード(LG)として起用する予定だった。しかし、後者の負傷によって、新人のタイラーがタイロンに代わるレフトタックルとしてシーズンをスタートすることになりそうだ。カウボーイズのオーナーであるジェリー・ジョーンズは、そういった内容を火曜日に語っている。
ピータースはカウボーイズの層を厚くしつつ、いつでも代役を務め、クオーターバック(QB)ダック・プレスコットに信頼できるプロテクションを提供する選手になれるかもしれない。また、タイラー・スミスと共にフィールドに並ばない場合でも、こつを教えることはできるだろう。
いずれにせよ、ダラスが再びフランチャイズにとって重要なシーズンに臨むにあたり、新たに加える候補選手を模索するのは賢明な判断だと言える。
【A】