パンサーズQBダーノルドがIRに、4週間から6週間離脱の見込み
2022年09月02日(金) 08:34ハイアンクルスプレインを抱えたクオーターバック(QB)サム・ダーノルドは少なくとも2022年シーズンの最初の1カ月を失うことになる。
ダーノルドが故障者リザーブ(IR)に置かれ、4週間から6週間の離脱期間が見込まれることを、カロライナ・パンサーズのジェネラルマネジャー(GM)であるスコット・フィッタラーが現地1日(木)に報道陣に明かした。ダーノルドがIRに置かれたのは最終ロースターカットダウン後であり、2022年シーズン中に復帰することが可能だ。
チームのアクティブなクオーターバックとしてはベイカー・メイフィールドとP.J.ウォーカーが残っており、フィッタラーは報道陣に、クオーターバックに関してパンサーズは現状維持する見込みだと話している。
ダーノルドが復帰可能となった際に、パンサーズがどうQBデプスチャートを判断するのかは興味深い。理論的にはダーノルドはウォーカーに代わるメイフィールドのバックアップになると考えられるが、レギュラーシーズンの試合で代役を務めるには、健康状態が整っている必要がある。
メイフィールドとウォーカーのように、ダーノルドも現行契約の最終年を迎えている。しかし、メイフィールドやウォーカーとは異なり、オフシーズンに向けて自身の価値を証明するための時間はフルシーズンに満たない。実際、メイフィールドが好調なプレーを見せれば、ダーノルドにはチャンスがまったくないという状況もあり得る。
それでも、プレシーズンに見えていたクオーターバックのオーダーからは、ダーノルドがメイフィールドに次ぐQB2に戻ると考えていいだろう。実際にそれがいつ起こるかは、今後の状況次第だ。
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